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遠野春日
ビーボーイノベルズ
円陣闇丸
⭐️⭐️⭐️⭐️

ヤクザ大幹部 × 弁護士


艶シリーズ3作目(情熱シリーズスピンオフ)
この作品だけでもあらすじは読めますが
二人の関係性にもっと深掘りしたい方は
前2冊読んでからの閲覧をお勧めします。

ヤクザモノ
アダルト
ストーリー深め

弁護士の貴史(受)と、川口組若頭の東原(攻)は、
ようやくお互い一連托生を認め、
寄り添えるつきあいが始まった。
 そんな矢先、東原が何者かに襲われる。
それは東原が極道の世界に入るきっかけとなった過去の事件が関係していた。
貴史は、そんな事情も包み隠さず
話してくれる東原に、喜びを感じつつも、
東原の安否を気づかい悩み…
そんな彼にも敵の魔の手がー


好きなシリーズの新作
やっと読めました!!

読後
一番びっくりしたのは
東原さんの〔デレ〕
あの人にこんな感情があったなんてー
ってビックリするくらい
こんさくの東原さんは別人格でした 笑
今までの彼が何だったのかと言うくらい
貴史さんを認め、
ただ一人の〔恋人〕として
腹の底から受け入れている感じつつがしめした。
 それに対して、
元々覚悟はあった貴史さんだったけど
さらに好きな人からの〔愛のパワー〕で
強くなってました。

ホント、久しぶりの二人に出逢って
改めて前2冊と比べてみると
あの二人の間のピリピリ感が
何だったんだー
と言うくらいお花畑になってるんで
皆様お気をつけ下さいませ。
同一人物達ですから 笑

まあ、前作までの
丁々発止の対等で男対男の
タイトロープな二人の関係も
好きだったのだけど
貴史さんの不憫な扱いを思い出せば
これで良かったんだなと
ホッコリします。

今作の裏ツボは、
そんな東原さんの今までだと考えられなかった
甘えた態度での貴史へのおねだりシーン
でしょうか。
(もちろん、今作の面のツボは初めて明かされる
東原さんの過去の物語ですからそこはお忘れなく)

まあ、何にしても
(雨降って地固まる〕と言ったような
ようやくまとまった感
があります。
ここまで読んできて良かったな
とスッキリするENDです。
ニコニコ
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新田祐克
スーパービーボーイコミックス
⭐️⭐️⭐️⭐️

人気俳優同士
芸能界
大人カプ
年下攻
ヘタレ攻



シリーズ続いてますので
せめてALIVE1からは読んでくださいね。

軽めの短編2つ
Hシーン濃厚な軽めのもの
ややシリアスなもの

続巻に続く長編1つ
 前巻で発覚した
若手の売れない時代に出来ていた
岩城さん(受)の子ども•翔君が
同じ役者として岩城の前に現れて
巻き起こるドラマ.
 今回、そんな二人に、
親子役の映画のオファーがきた。
うかつに秘密がばれないよう
断る事が正しいのか
みすみす息子のチャンスを潰さないのが
良いのか悩む岩城さん。
 そんな岩城さんの苦しみを身近で
感じで同じように憂える香藤(攻)。
  翔君と同じ事務所の先輩という立場からも
何かと手を差し伸べてフォローをする香藤。
そんな香藤の行動を伝え聞いた岩城さんは
ヤキモチを焼いて…

上記あらすじだけだと
イチャカップルみたいな拙い説明で
ゴメンなさい。
本作はもっとシリアスです。
何より岩城さんの隠し子の
存在が本作中ずーっと
根底に流れていて重苦しいです。
その翔君も芸能界という闇に
身を投じた結果『枕営業』に手を染めてしまい、
今巻で岩城さんにその事が
ばれてしまいます。
 また、何より鬱々するのが
二人の関係に薄々気づいている
翔君の枕営業相手の大物プロデューサーの
がこの巻には登場してないので
問題が次の巻に
持ち越しになっている事です。
雑誌ではそんな二人の撮影シーンは
もう進んでるんでしょうが
読むのが怖いでしょうね。
 『春を抱いていた』シリーズは
二人が幾多の試練を乗り越えて
世間も認める最強カプになって
しまい、続編の書きようが
あるのかな?と首をひねってましてが
どうしてどうして
ドキドキの展開が
待ち受けてそうですね。

本命カプ以外にも
岩城さんJr.や
香藤のミニチュアみたいな甥っ子君の
動向も見逃せませんね~





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緒川千世
ビーボーイコミックスデラックス
⭐️⭐️⭐️

3カプ
A  クラスのキング×最底辺ランク
B 下位クラス×上位ランク 
C 凡人クラス×バッドボーイ


続きものなので1巻ご覧になってから
また来てくださいね。

学園モノ
病み

今回は前回サブカップルだった
Bカプメインでお話が
進んでおりますので
Aカプ贔屓の方には
内容が物足りないかも
さらに、新しく第3の
カップルも登場してきます。
 

かなり重く鬱な作品かも知れません。
『男子寮の~』みたいな問題作品です。
今回はBカプ中心で話が進行しますが、
そのため、前回明るく頼り甲斐のある
キャラだった久世(攻B)の
心の病みも今回じっくり
描かれてます。

Aカプ攻、受ともそうですが
家庭の事情だったり、
幼い頃のトラウマなどで
皆んな少し異常。
あつむ(受B)も、一見まともそうかな
っと思ってたけど、
異常な自己犠牲心や
クカーストゲームに
じわじわ侵食されていく中で
変わって行く自己と
向き合わさていきます。

巽さん(受C)も
どうにもならない境遇への
鬱積をカーストゲームに
投じていってる感が
ありますね。
 それは、
妾腹の子として己を殺して
凡庸な日常を良しとした
生き方に無理が生じて
あえてドロップアウトし、
不良の仮面を手に入れた
と言ったところでしょうか?

それが
この作品の
重苦しい鬱々としたBGA
となって常に揺蕩っています。
メインの狩野×梓にも
明るい要素は
まだ見えてきてませんしね。
読後かなり凹みますよ(笑)
でも、新刊が出ると
迷わず手にとってしまいますよ。
これが緒川ワールドの深い闇かな

あっ
大事なこと!
今回
AカプBカプ
少し乱⚫️あるので
嫌いな方は
飛ばしてください。
  でも、それぞれの
感情ベクトルの大事なシーンなので
読むことを推奨しますけど
でも、好き嫌い分かれる
作品なので
各自の嗜好、容量守って
楽しんで下さい。