鹿島こたる
バンブーコミックス モーメント
⭐️

彫り師 × 画家助手

アート業界

従順受

彫り師の夕路(攻)は、閑古鳥の鳴くお店で
暇を持て余していた。
そのな時、見たこともない美しい男ミチル(受)が、
現れて仕事の依頼をする
  後日詳しい話を伺いに訪れたのは
日本画壇の巨匠花田泰泉の屋敷
そこで依頼されたのは
彼の作品をミチルの背中にtattooとして
彫り込む事。
  その傲慢で破天荒な依頼に一度は
依頼を断りかける夕路だが
ミチルの妖艶な美しさに男としても彫り師としても
興味が湧いてきて…


完全に表紙惚れでした。
少し少女漫画家の槇村さとる先生に似た
繊細なタッチ
目元のまつ毛の描き方とか
受・攻関係なく
繊細な顔立ちです。
 キャラ的魅力は攻の子は今時っぽい
力の抜け具合ですが
受主のミチル君の『生まれたてのヒヨコちゃん』的な
従順すぎるキャラが痛々しかった。
(と言っても山藍作品のような
画家の先生にご無体されたり
彫り師と画家の先生と3Pする的なオドロオドロしい
展開じゃなく
単にこちらが深読みしてしまう危うさとでも言うような)
結果的に作品全体薄いかも
上記内容ならマニアックなエログロ好きーさんに
受け入れられるからそれはそれで良いけど
今作だとアート業界のtattoo界舞台に
サクッと終わってしまって、
えっ これだけ
と言った感想です。 

ただただ美しい表紙に⭐️1つ