徳間書店
笠井あゆみ
⭐️⭐️⭐️
カップリングあえてナイショ
皆さま想像してみてください!
人外
SFファンタジー
トライアングルなど
本についた人の業を救う事を生業とする玉造家と
その家に縁あって身を寄せることになる
本の叫びを聞いてしまう少年・恍一(受)。
1巻は彼がこの家に引き取られるキッカケとなる
本を通して攻撃してくる人外との死闘
2巻〜は恍一が玉造家で暮らしていく中でも
遭遇する本を通した怪奇事件。
恍一が出会う玉造家に住む人と人外たち
本の声の取り扱いを指導してくれる祖母・嘉代
義理の弟・龍一
書庫の管理者 美貌の人外 ・仰倉
そして3巻以降も登場するいろんな
人外を交えた世界観
特に3巻以降世界が広がったように見えたのだが
唐突に(わたしにはそう感じられました)
終わってしまったシリーズ
(どうして⁇)
ごとう先生の作品は
こちらと
『タクミくん』しか知らないのだけれど
どっちも突然なエンディングの
イメージだな。
後半いきなり増える副主要キャラに
広がる世界観
新しい展開に向かうのかと思わせての
当然すぎる幕引き
楽しみだっただけに残念でなりません。
BLとしてのエロごないのは
ごとうしのぶ先生なので
そこは良しとして、
カップリングの成立の仕方にも?がイッパイ。
ネタバレなので多くは伝えませんが
わたしは龍一というキャラクターが
とにかく嫌いになりました。
敢えて言うならば、
彼のベクトルはチャラい。
仰倉のベクトルも人外なだけにイマイチ掴みどころがない。
恍一を主人公とら考えたら
ハッピーエンドと言えるのか?
龍一目線で作品を読めばそうなんだろうけど、
龍一ハーレムの不純な世界観
恍一目線で見ればモヤっとがどうしてもね、
作品の終わり方としてBLとしてはどうなのかと!
ファンタジー小説として捉えたほうがよかったのか?
そしたらこんなに
モヤモヤする事も無かったのかな?
この練り込ませた世界観が広いだけに
4巻で終わらせてしまうのが
非常に残念〰︎
でも笠井先生のイラストは
眼福モノ