宮緒葵
ディアプラス文庫
笠井あゆみ
⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
成金実業家 ×没落華族
明治ロマン
遊廓
下僕攻
健気受 箱入ウブ受
変態ワンコ攻
父親の借財と贖罪のために
自ら遊廓に売られた伯爵令息・馨(かおる 受)
そんな彼の初夜を競り落としたのは
かつてのクラスメートで
今や飛ぶ鳥を落とす勢いの
若手実業家・朝倉千尋(攻).
幼い頃一目馨を見かけて恋に落ちた千尋は、
彼を守るために巨万の富を築き、
馨の身請けを申し入れる。
けれど馨は
頑として千尋からの申し出を受けようとしない。
その理由を語らない馨のつれない態度に
焦れた千尋は態度を一変して馨を強引に組み敷き…
さすが宮緒ワールド
タイトルからは想像もつかない
変態ワンコ攻
普段強気で何も知らなかった
まっサラサラな受を絶倫攻撃で
失神させちゃうくせに、
受からの言葉攻で悶絶して
勃●しちゃうような変態君ですが
これでも
世間や競合社から恐れられるほどの
切れ者実業家 笑笑
このギャップが可愛い。
遊廓の世界観やキャラ設定は
乙女ゲーム『蝶の毒華の鎖』に似ていて
なかなかドラマチックで面白かったです。
その上で宮緒節(大型ワンコ攻風味)が、
効いててクスッと笑える
濃厚エロ作品でしたよ。
特に笠井先生の１４１ページのイラストの構図なんてライトグラフⅡ先生くらいしか
描かないんじゃないかという
アングルでびっくりしましたよ‼︎
オススメ オススメ