宮緒葵
プラチナ文庫
梨とりこ
⭐️
若手注目俳優 ×失業リーマン
芸能界
ワンコ病み攻め
再会
恋人に振られ、部屋が燃え、会社を、クビになった
そんな最悪のタイミングで
最悪なヤツに再会した明良(受)。
おまけにそいつは勝ち組のオーラをまとって
目の前に現れた。
その幼馴染の達幸(攻)は、
今をときめく人気俳優になっていた。
かつてもらわれてきた子どもの達幸は
実子の明良を差し置いて父の愛情を奪った
憎いヤツだった。
そんなヤツなのに
達幸は明良の【犬】になるためだけに
自分は成功したんだと縋り付く。
そんな達幸の自分への盲信を
全てを奪われた自分の復讐のために利用しようと企む明良、、、、
お久しぶりの宮緒先生
『華は褥に咲き乱れる』が
面白すぎてすっかりファンになった先生。
ひねりの効いた攻×受のキャラに
惹かれます。
今回はよくある【ワンコ攻】に留まらず
すっかり病んでて、
本気で受に飼われたい願望が強すぎて
再び消えた受を求めて
本気で危ない症状にまで
陥ったりしてます。
そんな攻にすっかり絆され
最初は拒みつつも最後は付き合っちゃうあたり
こりゃ、受も病んじゃってるな〜
先生曰く
‘破れ鍋に綴じ蓋’
達幸の想い叶って
恋人 兼 犬に昇格した
2人の関係は
キスの主導権は明良が握ってるって
言う関係が
リードを持ったご主人様と飼い犬
と言った雰囲気で
なんだか良いですね。
又、ワンコ攻にご褒美Hの表現描写で
『雄を胎内であやしてやりながら』
が情緒的で良かった。
でもこれから明良さんが達幸さんと
付き合っていくには
体力面が心配ですね〜
なんてったって
抜かずのオールの人だから 笑
トイレに行くのに、繋がったまま用をたすように
お願いされたりとか そんなシチュ 新鮮⁉︎
両思い後の展開の方が
大変そうですね。
梨先生のイラスト
幸薄そうな儚さ
受顔表情に定評アリ。