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尚月地
ウィングスコミックス
⭐⭐⭐


注意BLではないですよ~
っぽい、です。


熱血正義漢の警官

美少年傘職人で、実は暗殺者

架空ファンタジー世界




和風



喧嘩騒動に巻き込まれて
手負いになった詩郎の元に、
敵対する組の追っ手が現れる。
光路郎さんを守るために
仲の良い振りをして
詩郎は光路郎さんを遠ざける
そして自ら彼らの手に落ち
組に連れ戻されようとするまさにその時、
かつての兄貴分だった安里が、現れる
助けに駆けつけてくれたかと
思った安里は
なぜか冷たい眼差しで
『ほんっと、情けねぇんだけど、詩郎』
と言って詩郎を撃つ。
どうして⁈


お懐かしや~
詩郎くん、安里さん

ますます核心へと近づく艶漢。
この巻ではとうとう、
他人語りを借りて
詩郎がどうして組織に追われなければならないのか、
どういった存在なのかが
語られます。
今までのドタバタ事件簿から
一歩二歩さらにお話が進んでおります。

それだけではなく
一見無関係なような
こちらの世界の光路郎さんも
なんらか幼少期の詩郎くんや、安里さんに
関係していたような
失われた記憶を取り戻しそうになってます。
どうなっちゃうんでしょうか?

と、本筋のお話感想はこれまでにして
今回のサブカプ(あくまでBLっぽい)は、
詩郎くんが敵対する北部組の幹部
春澄さんと明人さんのどろっとしたお話。

前巻から春澄さんのずる賢く陰険な手管を見せつけられている読者は騙されなかったでしょうが、
ある意味、純朴な明人さんは
まんまと騙され、春澄さんに
利用されるだけ利用されて
処刑されます。
又、その動機も
春澄さんの歪な権力欲と、
その先に絶対王者のように自らに
君臨する北部長を引きずり下ろし、
自分に服従させたいという
ヤンデレ気味な性格。
ある意味この人が1番BLっぽいキャラかもしれませんね。
今後
詩郎くんに執着する北部長と
北部長を服従させたい春澄さんの
サブトライアングルにも目が話せない
腐った私。

もちろんほんわか本筋カプ
光路郎さんと詩郎くんも
良いのですがあまりに健全過ぎて物足りないかな
安里さんと詩郎くんの
敵対しながらもお互い大切に思い合う
ロミジュリ的なカプもBLっぽくて良い出すけどね。

この際皆まとめてラブラブになっちゃったらいいのにね。


今回の主演俳優賞は
春澄くん。
助演俳優賞は
詩郎くんをあの手この手で
盗撮しようとする若林巡査くん
でどうでしょう?

あー、
続きが気になって気になって
妄想かましちゃいそうです~