明治カナ子
ミリオンコミックス
⭐⭐

続きものなので、
必ず
『坂の上の魔法使い』
読んでから
進んで下さいね。


過去CP
人間の王×
王家に従属される魔法使い

ファンタジー
ほぼHなし

魔法使いリーの
ほぼ全編
過去の回想噺なので
ラベルとか今回はあまり登場、
リーと絡みも少ないです
ウトウトしたリーが
ふと過去の王との関係を
思夢に思い出していくお話になっています。
そこで、BLとしての
王との唯一精神的な
心の中での情愛が滲み出て
いるようなお話ですが、
今回は不覚にも
涙が、思わすポロリっと
してしまうような切ないお話です

ここからネタバレなんで
注意して下さいね。



だって、
王はもはや死んでしまって
二人にハッピーエンドは
ないんですよ
それに唯の一度も二人は契を結ばないし、リーは自分の恋心さえ打ち明けず、
それどころか、王からの願い
唯一度、思い出だけでもいいから、
と言う願いを謀って
自分の身代わりに別の者を
差し向けたりして
決定的な決別を迎えてしまいます。
この世界の王家と魔法使いの絶対的な地位の距離感が二人を悲恋に
むかわせてしまったんですね。

この後、どうやって王の子、ラベルを託され今に至るのか
これからも目を離せません。
もはやBLとしての興味より
幻想的ドラマとして愉しみにしてます







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