津守時生 ウィングス文庫 まま原絵里依 ☆


宇宙銀河連邦軍一のモテモテ男 (総受?総攻?)


毎度ながらBL風味のSFコメディです!

あしからず


15巻読み終わりました!

あ~ 今回はかなりの消化不良だった~

外伝厚めで本編が半分以下だったのだ!


ルシファ(総攻?総受?)は14巻で襲撃を受け、

重体&記憶喪失になった

知己、マーベリック少佐への攻撃行為に対する

重大な秘密を握ると思われる

政府筋の大物、ロメールとの電話会談の後、

ダウンタウンで会う段取りをつけたと・こ・ろで 終わり


え~ ここで終わりなの~

14巻から全然進んでないのだ~

まあ 12~14巻に絡みの少なかったサラディーン(もっか主人公の本命候補)、カジャ

ミツガシラ少尉、パトリック中尉などおなつかしいメンバーも久々登場してきて

ドタバタコメディっぷりは確かに楽しかったのですが、

しかし、ここで終わりかよ!っていう寂しい限りですね~


これも作者あとがきによればウィングス編集部側の都合ということで

「どうなの~ ウィングスさんよ~」

って感じですかな


あとのページ埋めは

外伝「ワルター×メリッサ」

こちら健全な 男×女カップルですからご注意、

浮気な元旦那としっかりものの出来た元嫁の復縁話が載っています。

外伝とは言え、二人の古傷とそのトラウマの修復の仕方など

丁寧に描かれていて、

これはこれで良くできた作品でした。

結構、津守さんが作中で配役に語らせるセリフって

結構心にくるものが多くて

今回も家族とのかかわりと

情緒的安定→性格形成

が丹念に描かれていてしっとりしました。


2人の親友でもある主人公、ルシファが2人を互いに

じっくり見つめなおすため

荒療治とは言え、人肌ぬいで

復縁の最ステージを用意してあげてます。

しかし、こんなところでも

ルシファの懐の大きさ、性格的な安定感を感じさせられました

ほんと、ルシファってどんだけ適齢期の男女にとって

お買い得物件なんだろうね~


それにしても

気になるのは16巻いつにでるか

どうも ネットの情報によると

作家さんかなり体調が悪いらしくて

2012年の現在もいつ発行されるか未定

う~ 「三千世界~」FANとしても

早く体調が戻られること 切に願います

京都で祈願してきます