六堂葉月 リーフノベルズ あさとえいり ★

眉目秀麗な歯医者 実は香港マフィアの嫡男 × 単純無垢な苦学生

六道先生のケダモノシリーズ第1弾

平凡な大学生・榊原連太郎(受)の前に現れた、ハンサムで超一流歯医者の村瀬一明(攻)。

だが、彼はとんでもないサディストだった!!

歯の治療を盾に香港まで連れまわされ、黒社会の闇が蠢く欲望の街で、

淫らな既成事実まで作られてしまって・・・。


ケダモノシリーズ第6弾の「ケダモノと呼ばれる男」とこの第1作は対のような作品です

「ケダモノと呼ばれる~」が攻目線で事件が展開するなら

こちら「まるで~」は振り回される受目線で展開していってます。

正直、こちらから読むと、っとこの一明ってムカツクくらいスカシててニヤニヤしてて

連太郎じゃなくても腹たちますよ~

個人的には「ケダモノと呼ばれる男」手元においていっしょに読むことおすすめします。

「ケダモノと呼~」みてるとヤンデレだけど可愛いやつって一明のことも思えるように

なるんだけど、「まるで~」だとただただ自己中~な金持ちのぼんくらっぽい

最後の最後に敵対組織のワナから連太郎を救い出し、態度で愛を示してくれるんだけど

それなかったら、ホント ヤンデレのいいとこ無し男だったよ~

個人的には屈折しまくってる 一明と父親(香港最大組織ボス)の食えない会話をもっと楽しみたかったな~

これから どんどん 闇社会とのくんずほぐれつがはじまるんだろうか~