裕也 花恋コミックス  ☆☆

陸上部エース × 新入生美人ランキング断トツ1位の1年生(同級生コンビ)


学園1の美人を決めるプリンセスコンテスト。

優勝者がもらえる特権ならぬ「特券」で、

廃部寸前の美術部を存続させたい姫乃(受)もしぶしぶ参加。

だが、「コンテストには出るな」と

同学年の柴山(攻)に無理やり唇を奪われて_!

激しく熱いキスに姫乃の心臓は爆発寸前!

そして始まるコンテスト=姫をめぐるゲーム。

「プリンセスとデートできる券」は誰の手に?


結果は目見えている内容ながら

そこに 中等からの親友、加納や

腹黒い 副会長×生徒会長コンビ

いわくありげな美術部顧問先生がからんで

途中のドキドキを味あわせてくれます。

(私的にはひとくせもふたくせもある

姫乃のいとこでもある生徒会長が気になった!

「これはただのゲームではない。僕の命令に人がどれだけ従うか、

 僕にその力があるかのいわば実験だ」

それだけおっしゃる生徒会長、一哉様と副会長で下僕の達野さんのなれそめ、日常風景も

もっといっぱい知りたかったなっと。


また、途中姫乃がかかえる問題がみえてきます。

昔、兄と美術顧問とのH現場を目撃したことへの

ショックで自らが兄を階段から突き落として

目覚めぬ容態にしてしまったことへの罪悪感が彼の心に

ずっと澱のようにたまっています。


そのあたりの悩み→再生も

コミックなのでページ数に問題があったのだと

思いますが、1巻にまとめないで

もっと長く丁寧にすすめていったらよかったのでは

ないかなって思いました。

1巻読みきりものではなくて

これだけの内容詰めてたら連巻ものにしたらよかったのにね

そしたら クラスメート、加納くんや、有田谷くん

副会長×生徒会長コンビ、美術顧問×兄カプなど

もっとたくさん読めたのに そこが残念だな~


絵がきれい~

トーンも多様していて華やかなイラストだな

ポイントは唇の影のトーンかな

これがあると格段にぷっくりして色っぽい!