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ケンタッキー州に来て 四年目のおかんと愉快な仲間たち🇺🇸
現在 ハイスクールを卒業した長男は本帰国し日本の大学一年生、ハイスクールの次男とミドルスクールの長女とおとん、そして私 おかんの4人暮らし
異国の地アメリカで 繰り広げるドタバタな毎日、アメリカで奮闘する我が家を笑いとほんの少しの涙と共に コテコテの三重弁＋エセ大阪弁でお送りしております
渡米してすぐに聞いた
色々なアメリカの諸注意のなかに
交通事故を起こして自分に過失があっても
絶対に 相手に
I'm sorryて言うたらあかん
ていうのがあった
『完全にこっちが悪ても？』
『どんな時でも！
裁判になった時に不利になるでらしい！アメリカ人がそう言うとる』
『完全に悪かったら謝らん方が
相手を怒らすんちゃうの？』
『いや、ほんでも謝ったらあかんて』
これは、ちょっぴり半信半疑やったんやけど
アメリカ人の友達が多かった長男も
アメリカ人の友達から そやって聞いたらしい
こっちは、16歳から車の免許とれて
ハイスクールに車登校しとる子おるしね〜
それにしても
もしも、交通事故してもたら
I'm sorry 言うたらあかなんだら、一言も喋れやんし
って、思いながら
どうか、
交通事故しませんように
と、毎日 祈る気持ちで運転してきたおかん
無事に何事もなく 毎日が過ぎとった
そんな時
長男をハイスクールまで迎えに行き
家に帰る途中で
道の右側にあるお店に寄ってこか？って話に
急になって…
慌てて 突然右折してもた
日本の皆さん、
アメリカでは車は右側走っとるで
ら、運悪く 右斜め後ろを自転車で走っとった男性を巻き込みそうになって冷や汗出まくりのおかん
あ〜 間一髪
自転車に
接触せんで良かった〜
と、思た
その時 
自転車のガラ悪そうな男性が
物凄い形相で近づいてきて
めちゃくちゃ怒鳴られた
間一髪事故はしてへんけど
言われたこと守る時がきた！💡
と、思たおかんは
I'm sorry は言えやんで
何言われても
頑なに口を閉ざす
そして
たまたま
まあまあ英語喋れて
事故の時 I'm sorry言うたらあかんて知っとる長男が乗っとったで 事なきを得たおかん
なんやらかんやら
相手と喋っとったけど
おかんは 緊張のあまり 心臓バクバクで
全く 何喋っとったのか覚えてへん
最後は捨てゼリフを吐いて
自転車で走り去った アメリカ人男性
そして、長男に
気い つけやなあかんで！
と、怒られる
子供に 何も言い返せやん状態で注意されて
しゅんとするおかんやったが…
ほんでも
接触せんで良かった〜
と、ほっと胸を撫で下ろした
別に 事故した訳やないし〜
…て言うか
毎晩 残業で遅帰ってくるおとんに喋る暇も余裕もなく〜
そのちょっとした事件のことは
おかんや長男の頭の中から
忘れ去られた そんな時
(何ヶ月も経ってから)
おとんの元に
知らんアメリカ人男性から
電話が
って、ええとこやけど
話長なったで
つづく
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