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三重県の片田舎から、無事にケンタッキーに到着するまでの波乱万丈なできごとをお伝えしましたが、今回は …
2015 .2. 17(火)16:30頃ケンタッキーに到着して
まだ
時差ボケも治らず
ボーーッとしていた
到着から4日後の
2015. 2. 21(土)のお話です
ベットは 日本から送っておらず、まだ購入しに行く元気もなく
一年前から単身赴任でアメリカにいた
①おとんのベットに
次男か長女が添い寝
(ベットはいいが おとんが邪魔)
②一人はエアーベット
(これが結構 キツイ続けて寝ると腰にくる)
③もう一人はソファー
(おかんは、エアーベットよりマシだった)
④そして最後の一人は
床にゴロ寝
(ご想像通り、これ いっちゃん辛い)
そして、布団一式も
まだ船便で届かないので
布団もなし
二月で夜中の最低気温は
マイナス17°とかザラにある中
毛布のみで、暖房ガンガン作戦を強行突破して耐え忍んでいた
おかげで
部屋の乾燥半端なく
干した洗濯物パリッパリッ
お肌 カッサカサ
顔 シワッシワ
(今までに 輪をかけて)
話は逸れましたが
前の晩は①のおとんとの添い寝は長女だった次の日の朝
私は④のゴロ寝の番で 体の節々の痛みに耐えながら、でも土曜日で おとんのお弁当作りもなく、まったり寝ていたその時…
おとんに起こされた
おとん
『ちょっと来てくれ!』
おかん
『なにぃ~』
とは、言うたものの
おとんの緊迫した声に
不安になり一階のおとんの部屋へ…
と、そこには
顔面蒼白の長女が
おとんと ちごて、長女かっ
(おとんよ、ごめん)
おとん
夜中から
ずっと えらそうなんや
(地元の方言で、しんどい、苦しい、疲れた )
夜中からて
一目でわかる
死にかけ感
でも
病院てどこ連れて行ったらええん
どやって説明したらええん
なんか聞かれても、答えれやんし
しかも、今日は土曜日
どれをとっても
あかんやん
熱を測ってみるものの
微熱程度…
せやけど
酷すぎる 下痢と
嘔吐しまくり
そして
目が
死んでいる
おとんは
ちょっと様子見よ!と言うて様子見てたけど…
のちに、
『俺そんなん言うてない』言うとったけど、確かに言うたでな
どんどんえらがる長女
見てられへんわ
これ、ほっといたら
ヤバイやつやでーー
『おかあ…さん』
嘔吐し終わり
死にかけ感満載で、おかんに訴える長女
『病院 連れてかなあかんて』とおとんに告げると、おとんは一生懸命 伝えるべきことを英語に訳し中
土曜日 空いてる病院さがし
昨夜から えらそうやった
熱は、そんにない
嘔吐と下痢が やばすぎ …等を英語で説明する練習
色んな虎の巻持って
死にかけの長女 連れて、
英語ほぼ無理なおとんが
いざ
アメリカの病院と戦いに
出発ーー!
大丈夫か…
長女と
おとーん
そして
つづく…