私の歳はご想像にお任せしますが、

暮れも近づくと、毎年ポストにポツンと届く葉書の枚数が増えます。

印刷された文面は、

「喪中につき 新年のご挨拶を失礼させていただきます」というもの。

 

義父母を含めお父様・お母様が亡くなられた友がほとんどですが、

なかには夫を亡くされた方もおり、今年も数通届きました。

私も一昨年に父を亡くしましたが、

年末に届く喪中葉書の枚数の多さに同世代の親の歳を実感し、

年の瀬が近づいたことを感じ、「今年」を改めて思い返します。

 

自分はまだまだ元気だと思い込み、

1年の終わりは単なる通過点だと思っていても、

私たちの親の世代では1年の中に多くの終焉があるのです。

そう思うと1年の時間の貴重さと、はかなさを痛感します。

 

今年も年賀状を出す時期がきました。

「面倒くさい!」「LINEでいいじゃん!」の人が増えるばかりで、

私も若干そうは思いますが💧

喪中葉書が増える歳になると喪中の友への思いがつのります。

 

私は今年も年賀状を書きましたが、

送る友がまた減ったことに心が痛みます。

年賀状って、

書く枚数より喪中葉書が届く枚数のほうが心重いものです_ _⤵︎⤵︎