わが職場のレストラン(富裕層向け老人ホーム)では、

営業中にBGMが流れます。

 

朝・昼・夜と選曲が変わり、

朝は小鳥のさえずりなどが入るお目覚め系、

昼はやや躍動感のある軽音楽となり、

夜は耳触りのよいクラシックが主流です。

 

ホールスタッフは毎日聴いているので “聞き流し” ですが、

今夜、「いい曲ね、この曲はなんだったっけ?」とお客さまに問われ、

とっさに焦りました

いろんな曲が流れている中、いまの “この曲” を突然問われても、、、

でも落ち着いて聴き「ショパンの『雨だれ』です」と答えましたが、

知っていて幸いなり〜〜😌

 

以前にも同じ質問をされたことがあり、

その時の曲は『ダッタン人の踊り』。これはオペラ『イーゴリ公』

(第2幕)の曲でクラシックではありません。

でもオーケストラでよく演奏され、私も耳慣れた曲だったので、

曲の背景も軽く説明できました。

※  いまでは『ポロヴェツ人の踊り』とも称されていますが、

捕虜となったイーゴリ公への望みを託して歌い踊る人たちの曲です。

 

職場のBGMもあなどれず、これも教養のひとつと実感した今宵🎼

この曲で皆さまがいやされれば幸いなりルンルン

 

↓雨だれ

前奏曲 作品28の15「雨#926

↓ダッタン人の踊り

ボロディン オペラ「イーゴ#942