【 V & A ミュージアム トイレの中も 美しい 】



私 : まだ、ホームシックになってない?

娘 : 出来るなら、いつでも すぐに、日本に帰りたいよ・・・。

こんな Londonライフを 全然楽しんでいない会話で始まった ビデオチャット。


しかし、娘の 初日の授業は素晴らしいものでした!

辛さを差し引いても 娘にとって 十分に価値のある経験となりました。


まず、教えられたのは、大学の華麗なる業績、そして、医者としての心得。


授業中の 大学側から話されたこと 一覧

・ この大学にはノーベル賞の学者が何人もいる。

  先生がただ、大学の前を通りかかったなんて事じゃない。(生徒、笑)

  ここで、研究している先生です。

・ NHS(イギリスの医師会の様な団体)のTopの ほとんど重要ポストは 私達の学校卒業生です。
  
  特に初女性のキャリア組は私達の学校の卒業で 女性の活躍はめざましい。

・ ロンドンの中で私達の学校が 一番優秀。 なぜなら、重要な病院は 全て私達の管轄だから。

この様な学校の自慢の数々。

( 決して、自分の娘の自慢の為だけに書いているわけではありません。 

これからの日本人生徒に授業の素晴らしさを知ってもらって 励みにしてもらえるようにと  願いを込めています。)


この後に 続いた言葉が かなりきびしい。

・ これからの一年の間に、自信を徹底的に無くす時期が誰にでも訪れます。
   
  そんな時、一人で悩まずカウンセラーに相談してください。

  医学部専用の カウンセラーを準備しています。

・ もし、警察から呼び出されたり、ハメを外して、他の人から訴えられる様な事があれば、

  それはあなた達の経歴にのります。そして、これからの就職は もう無いと思って下さい。


・ これから、医者になるのですが、その後、一生 あなた達に OFFは ありません。

  どこにいても何をしていても、医者だから、患者に呼び出されたらすぐに駆けつけなければならない。

・ 患者に呼び出された時、時には辛い時があります。しかし、その時は患者がもし

  自分の両親だったら、また、この対応がマズイが故に裁判を起こされたらどうするか 考えなさい。

これらの厳しい話を 娘は うつむいたまま ずっと 話していた。

 この話 まだ、続きます。