このブログでは

3児の母ソムリエが

家でも楽しくワインを飲む方法をや知識を

お伝えしますにっこり飛び出すハート

 

今回は

ワインの「ブショネ」について

お伝えします赤ワイン





ブショネとは


ワインをよく飲む人なら

「ブショネ」という言葉を一度は耳にしたことが

あるのではないでしょうか?


ブショネとはワインの欠陥の一つで

フランス語で「コルク臭」を意味します。


ブショネのワインは

飲むと独特のカビ臭さや

湿った段ボールのような匂いがします。


楽しみに開けたワインがブショネだったときは

ガーンチーンチーンという気分になりますゲッソリ



ブショネの原因


ブショネの主な原因は

コルク栓に付着した化学物質

「トリクロロアニソール(TCA)」です。


TCAは、コルクが製造過程で

塩素系化合物と接触することによって

生成されます。


このTCAがワインに移ることで、

ブショネ特有の不快な香りが生まれますチーン


コルクだけでなく

ワインの製造や保管環境でもTCAは発生します。



ブショネの見分け方


ブショネは、見ただけでは

ほとんど見分けることができません。

香りと味で判断します。


ワインをグラスに注ぎ

香りを嗅いだときに

湿った段ボールやカビ臭が感じられたら

ブショネの可能性があります。


また、口に含んでみて

果実味が乏しく、カビ臭が強い場合も

ブショネと考えられます。





ブショネに対する対策


ブショネの確率は5%と言われており

そのワインがブショネかどうかを

開ける前から判断するのは難しいです。


ただ、いくつかの対策があります。


まず、コルク栓ではなく

スクリューキャップや

合成コルクのワインを選ぶこと。


これらの栓はTCAの影響を受けないため

ブショネのリスクが減ります。


また、ワインの保管環境を清潔に保ち

適切な湿度と温度で保存することも重要です。



まとめ


ブショネに当たると

すごくがっかりした気持ちになってしまいます。


せっかくのワインが台無し…チーン

と思うかも知れませんが、


逆に、5%に当たったんだ!

とポジティブに捉えて

「これがブショネか」と勉強する

気持ちを持てると良いですね。


とは言え、

高いワインがブショネだと

相当ショックなので


ワインを購入する際には

信頼できる輸入元や販売店を選び

保管方法にも気を配ることが大切だと思います。


にっこりにっこりにっこり