先日、とある老人ホームへ診療に行った。
個人情報なので、詳しくは書けないが、
どこかで見たことがある人とエレベーターで一緒になった。
「どこかで見たことがある」レベルではなく
瞬時に「あの先生だ!」と気づいた。
学生のときの恩師だった。
見た目は全然変わらない。
すぐ気づいたくらいだもの。
でも、今の姿を見られたくない人も多くいるため
すぐに声をかけることは避け、
施設の方にこっそり「あの方、、、◯◯先生ですよね?」と聞いた。
ものすごいお世話になった先生だった。
「声かけてみますか?」
と言っていただいたので、
「ご本人が嫌がらないようでしたら。」
とお願いした。
しばらくして、「会ってもいいですよ。と言っています。」
と返答をもらった。
先生は普通に会話もでき、ものすごく嬉しそうに
懐かしそうにしていたし、
「小川〜!」と言ってくれるかなと思ったけど
「ごめんね、私何も覚えていなくて。」
と言われた。
ちょっぴり寂しかったけど、
「あのとき、試験直前で、私インフルで熱出してて、先生に小川は大丈夫!って言ってもらったんです。」
※何年も前はインフルで熱出していようが無理してでも行ったりしてた時代
それだけしっかりと伝えた。
バリバリッとした怖い先生だったなぁ。
その雰囲気は全然変わってなかった。
「またいつか会いましょう。」
と挨拶をして帰った。
何年も前のことを思い出して、泣きそうになりながら帰った。
沢山の人たちとの出会いを経て、
今の私がいる。





