憧れの高校に入学して、
ずっとやりたかった演劇部に迷わず入部。
小さいころから、演じるのが大好きでした。
母が美容院にいるとき、よく一人芝居をしていた私(笑)
よく周りのおばちゃんたちの、昔話に、
一人芝居をしていた私の話が出てきました…
恥ずかしいけれど…私も覚えてる。
歌うことと演じること、大好きな時間。
小さな田舎の高校の小さな演劇部。
「あえいうえおあお」「あめんぼ赤いなアイウエオ」…
発声練習も必死でやりました(笑)
高校1年生で、初めての役は…元気のいいおじいちゃんでした(笑)
先輩たちにいろいろ教えてもらって、演劇の魅力にどんどん引き込まれていきました。
1年に一度、全校生徒で観る「演劇教室」
東京からくる劇団の公演が、とっても楽しくて、
毎回私の感想は、学校新聞にのるのでした(笑)
役者だけじゃない、裏方ももちろんやります。
大道具・小道具・照明・音響…
みんなの力で、一つの作品を創っていく楽しさ。
授業もろくに聞かずに、教科書と台本を並べてセリフを覚えたりしてました(笑)
…先生ごめんなさい。
年間を通して、一番大きかったのが、
6月公演。
毎年6月に近隣の高校の演劇部が合同で行い、
市民ホールなどの大きな会場でやるので、緊張と共に本当に楽しかったし、他行の公演がまた刺激になったり。
今でも6月になると必ず「6月公演」を思い出します。
先輩たちに教えてもらいながら、
夢中になって演劇をしているうちに、
先輩たちは卒業し…いつの間にやら部長になっていました
顧問の先生も3年間変わらず。
彼女とは生徒と教師であり、女友達でもあり、
女性として先輩でもあり、大好きな女性でした。
本物を見るのは勉強になると、芝居や歌舞伎にも連れて行ってもらったりしました。
夢中になると行動力を発揮する私、
東京までは行けないまでも、
地方公演で観たいミュージカルや芝居があれば、
驚きの行動力で観に行きました。
そんな高校時代に知り合った東京の劇団の役者さんと
交流を持つ機会があって、その後もその方とは連絡をとりあって、
卒業後も彼の公演を観に行ったりもして…
NHKの大河ドラマに出演なさっているのを観るのは、
なんだかくすぐったくうれしかったのを覚えています。
海外に出てから連絡が途絶えてしまったけど…
今頃どうしているのかな…
私にとっての高校生活は、演劇を中心に動いていた気がします。
本当に楽しくてしかたなくて、輝いていた青春時代。
自分ではない「誰か」になる…なれる時間。
どんなに体調が悪かったり、緊張して舞台裏で足がガクガク震えていても、表舞台に出て、照明を浴びれば、不思議なほど全然平気だった。
セリフが飛んじゃってアドリブなんてこともあった、もちろん!?(笑)
演じるって本当に奥が深くて、おもしろかった。
本気で将来役者を目指そうなんて思ってた時期もありました。
今はもう演じてはいませんが…
舞台は大好きで、演劇・ミュージカル・オペラ・バレエ…
舞台には頻繁に足を運んでます…
コロナの直前も、ものすご~く楽しみにしていたバレエ公演があったのですが…キャンセルになってしまって、かな~りへこんだものです。
中学生の頃、人前で話すと赤面する赤面症だった私…
でも、スピーチコンテストに出た時は大丈夫でした。
そして、演劇では…舞台の上にいるのは私じゃないってことで、赤面はしなかったし…その後私の赤面症はどこかにふきとんじゃいました(笑)
人生を変えたもの 演劇
いろんな意味で私に広い世界を気づかせてくれました。
誰かを演じるって本当に奥が深くて、限りない。
おもしろいですよね。
自分が演じた誰かに、自分自身が励まされたこともあるくらい。
また機会があったら…チャレンジしてみたい…かな
とある日のケアンズ…
舞台の照明みたい