ご覧いただきありがとうございます。

みなさまこんにちは、工藤敬子でございます。

令和6年3月議会の報告をさせていただきます。

 

 

 ライフスタイルの多様化に伴い、もえるごみの戸別収集のご要望が増えており、河内長野市として、対応できるかどうか慎重に検討した結果、現状、戸別収集を実施することは難しいという結論に至りました。

 大きな理由として、河内長野市は市域が広く、住宅をくまなく回ろうとすると収集コストが1.8倍近くになることや、道幅の狭い住宅地も多く、どうしてもお家の前までごみ収集車が入ることができないお家が14%も存在するためです。

 

 そこで、河内長野市では 令和6年度より、「少量の燃えるごみ」や「スプリングマットレス」の臨時収集制度を創設し、収集ルート外でのごみステーションの分割・増設への対応も行い、さらには 24時間排出可能な公設ごみステーションも整備します。

 また、ごみを集積場所まで持ち出すことが困難な高齢者や、障がいのある方々のごみ出しのお手伝いをする「ふれあい収集」の対象に、けがや病気、妊娠などの一時的な条件も追加されました。

 

 戸別収集の実施はかないませんでしたが、市民のみなさまの ごみ捨てに対する利便性は大きく向上すると思われます。

 

 しかし、ごみの収集態勢が手厚くなると、そこにかかるコストはどうしても大きくなります。

そこで工藤は、3月議会で ごみ収集の根幹に関わる、家庭のもえるごみの排出量を激減させる、バック型コンポストや段ボールコンポストの推奨を提案いたしました。

 

 コンポストは、生ごみを微生物に分解させて堆肥を作る容器のことで、

「コンポスト」と聞くと、くさいとか、うじがわくと言ったマイナスイメージがあり、実際工藤も、最新式のコンポストに触れるまでは、そのような不安を感じていました。

ですが、今年の1月から、バック型コンポストを実際に使用してみて、くさくない、虫がこない、そして、もえるごみの量が半分になり、重さは4分の1くらいになって、ごみ捨てがとっても楽になったことを実感しています。

 市内4万7千世帯の、1件でも多くのご家庭で、生ごみを もえるごみとして排出するのではなく、堆肥化して活用する事ができると、デコ活が目指す 循環型社会の実現に繋がります。

 

 ひとつ問題として、お庭や畑が無いと、せっかく作った堆肥を活用する事ができません。

そこで、コミュニティガーデンや花植えボランティアさん、学校や公園で、家庭でできた堆肥を活用できないかも併せて質問しました。

市としては、地域のボランティアさんを活用した公園づくりを 今後進めていく中で、仕組みが整えば可能性があるとの回答をいただきました。

 

 私たちの日常の便利と、市のごみ収集にかかる経費の削減、そして、地球環境を守るデコ活、のすべてがかなう、

バック型コンポスト、段ボールコンポストの推奨については 今後も力を入れて取り組んでまいります。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。工藤けいこでした。

 

 

 

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