しっかりとした 立派な赤ちゃんでーす
男の子と女の子でしたー、と奥様先生の大きくて明るい声が聞こえました
17日午後8時の事です
朝からソワソワ、私とオコジョは予定日が過ぎているので
気になっているのに 犬舎のお父さんは平然とした態度で
いつもと変わらず 犬舎内の最後の掃除まで終えると大声で言うんです
オーイ 車を道路に出しておくからオコジョを抱いて、乗って、
っと言うじゃありませんか
私たちはあわてて車に飛び乗り状態です
2日前のレントゲンで お腹の赤ちゃんの育ち具合と
オコジョの子宮口状況を把握していたんですね
お父さんと病院の先生は予定の行動で、私たちにとっては
突然の事のような・・・・、毎回のことですけど
病院に付くと 看護師さんが手術中の掲示板を持って待っていて
奥様先生にオコジョを渡す、ハイ預かります
数分後、キャオーと大きな猫のような初鳴き
産湯で赤ちゃんを洗い、ドライヤー
もう一方では オコジョの処置を続ける
4名がそれぞれのパートを無言で行う・・・・無駄な行動なし、
妊婦を預けてからすべての作業が 35分で終了
確実でスピード感のある 鮮やかな技でした
一般的な事ではありませんが お互いの技術を
認め合っているからできる チームプレーなんですね
経験と怠らない勉強が、安全な赤ちゃん誕生に繋がっているという事を
しっかり目で見て確認しました、
ここからは私の仕事です
この命を大切に受けとめて 健康で元気な仔に育て上げて見せます
私は 育てのプロフェッショナル ですからね。
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