控えめメイク でお出かけした先は…




市原湖畔美術館、ミロコマチコさんの「いきものたちはわたしのかがみ」展。

2時間半かけて行って、2時間半楽しみ、30分寄り道をして、3時間かけて帰ってきました。



少し前にミロコマチコさんを知って、行けるところで展示をやっていないか探してて。

そうしたら、市原でやっていて。

調べてみたら市原湖畔美術館も素敵な場所!

遠いけど行こう!と決めました。



東京駅からバスで1時間。
カカシがお出迎えしてくれました。

そこからタクシーで10分くらい。

名前の通り湖畔にあって、湖畔の向こう側には緑が広がっていて、たくさん深呼吸したくなる場所でした。



そんな場所で見たミロコさんの作品は、
かわいさも

神秘性も
ちょっとした怖さもある。

その怖さは、自然やいきものからくるものなのかなと、思えました。

驚異、のような?



その中に身を置けるような展示も。



「いきものたちはわたしのかがみ」というテーマもあってか、ふと湖畔にいた虫や自分自身を顧みる瞬間があり、新鮮な感覚を持ちました。



もう一つ。

展示の中のミロコさんのクロッキー帳もあって。
色々なアイデア。感受したもの。

展示作品のいきものにしても食べ物にしても、その輪郭の捉え方がとても好きで。

どうしてあんな風に捉えられるんだろう?

その一端を、ミロコさんの頭の中を覗き見たようで、嬉しくてニヤニヤしてしまいました。

自由に見える作風も、こうした日々の興味や思いの積み重ねがあってこそのものなんだな。



最近のわたしのテーマ、心の隙間を作る。

新しい感覚や広々とした景色に、たくさんの心の隙間を作れました。

この隙間に、わたしの興味や思いを新しく詰めていきたいな。



豊かな1日でした。

お邪魔しました。

大内慶子
(30分の寄り道は、長くなったのでまた今度。)