6月も中盤、日が長くなって外出するのが楽しい季節がやってきました晴れ
街を歩けばニューヨーカーは涼しげなワンピースやサンダルなど、夏らしいトレンドのファッションに身を包み、オープンテラスのカフェでお茶をして、短い夏を楽しみますワンピースサンダル

お天気の良い日には外でゆったり優雅な時間を過ごすのが、ニューヨーカーは大好き。
けれど、毎週のようにこうして優雅な時間を過ごすのだってタダではありません。何をするにもお金がかかるのがニューヨークというものえっビックリマーク


カフェ



ニューヨークに住んでいるくらいだから、みんなリッチなのかしら?と思うでしょう。
確かに、ミリオネアやビリオネアが集まる街ですが、それはほんの一握りです。

では、ニューヨーカーは一体どのようにして、お金をやりくりしているのでしょうか!?

ニューヨークでまず頭痛の種といわれるのが、「家賃」です。
今マーケットではどこもかしこも家賃が値上げ傾向アップにあり、人気のエリアは高騰が著しく、商業用物件は返って空き物件が目立つくらいです。
それでも、人を惹きつけてやまない街。アパートなどは条件が良いとすぐに買い手がつきますビル

アメリカ人は、ここに目を付けます。まず、若いうちにStudio(ワンルーム)を購入し、住みます。そして値段が上がったところで売り、それを頭金にして次は少しアップグレードした1BRを購入します。そしてまたその1BRが値上げしたら、その物件を売り、また頭金に使い、2BRを購入します。ローンを払いながら財産を作っていきます。こうして老後の貯蓄を確保するのがアメリカ式ですひらめき電球

アパート

(photo: Herbert Maruska)



ニューヨークの家賃は基本的に今後も上昇し続けると予測されているため(今後下がることはないと考える人もいるくらいあせる)、初期投資が少々大変でも、このように所有物件を回転させ、将来的な貯蓄計画を立てる人は多いのです。

また、「Double Income No Kids」という言葉を聞いたことはありますか?
同性愛者の多いニューヨークならではの言葉ですが、男性同士、いわゆるゲイのカップルは2人とも男性としてお給料を貰いますが、子供はいないので教育費がかからない、ということを意味した言葉です男の子男の子

最近は賃金の男女格差は縮まっているとはいえ、やはり若干男性の方が女性よりもお給料の平均は高いまま。
そうすると、ゲイのカップルは男女や女性同士のカップルよりも貯蓄がしやすいということですねかおお金

ゲイカップル

(photo: Professor Bop)


あとは、貯金しない、またはできない派の人も割と多くいます。

アメリカは大学などの学費ローンを組むのが当たり前なので、就職しても返済にばかりお金がかかって貯蓄できない人が増加していることは、社会問題にもなっていますしょぼん

また、好きなことにとことんお金を使って楽しんで、はなから貯金しようなんて考えない人もたまにいらっしゃいます。

ニューヨークで生き抜くためには綿密な人生の計画性をが絶対必要とされるようです宝石白

LandlordやLandladyになることが、アメリカで老後を生き抜く得策かもしれませんねにひひひらめき電球