眼窩減圧をしていただき、4か月が過ぎました。

状態は安定しています。長年付き合ってきた、充血、乾燥、涙目、ひどい乱視が無くなりました。(代わりに迫りくる老眼・・・汗

 

バセドウ病と分かったのは、38年前の小学5年の時の事で、「なんか様子がおかしい」と病院へ行った時は、かなり眼症も出ていましたが、不思議と自分も家族も気づいていませんでした。

情報は家にある「家庭の医学」のみ!行きつけの内科に行って、診察室に入るなり「甲状腺だね」と言われるくらい、症状は進んでいたのを思い出します。(怖いこと・・・ガーン

 

それから家の近くの国立病院(現医療センター)で治療を始めますが、なかなか落ち着かず、半年後には入院することになりました。

「トイレ以外はベッドで安静に」の生活を3か月過ごすことに。

 

目の事は気にはなりましたが、それなりに学生生活を過ごして友達にも恵まれていたので、「目をどうにかしたい」という考えには至っていませんでした。また、「甲状腺が良くなれば、少し治るのかも」と思っていました。

 

結局、小児科でなくなったので、別の医療センターの甲状腺専門家医のお世話になることに。

数値が安定せず、高校卒業の長い春休みを利用して、甲状腺摘出手術を受けました。

その後、多少目のギラギラ感が減ったように思えました。あと体調も、それまでとは比べ物にはならないくらい良くなりました。

 

長い治療の間に、色々な先生にお世話になりましたが、どの先生も眼症の治療については一切お話しされませんでした。

内科的治療と眼科的治療は全く別の知識・・・というような事を書かれていた、鹿嶋先生の話を今更ながら納得するのでした。