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ちょっと前に話題になっていたこちらの本。
やっと図書館で借りられたので娘⇒私、読みました!
声を大にして言いたい!
めちゃくちゃ良かった!!
中学受験をきっかけに家族がひとつになっていく物語。
文章がうますぎてどんどん引き込まれていく、最高の傑作作品でした!
最後の方はうるうる涙が出た。
【Amazonより内容紹介】
小学6年生の十和は、家族の幸せの形がわからない。楽しい母、やさしい父、かわいい妹。それなのに、どうして心がこんなに荒むのか。苛立つ十和に対して、母はなかば強引に中学受験を決めてしまう。このわだかまる気持ちをぶつけられるのは、LINEで繋がる「あの人」だけだ――。ここから逃げ出したい。その思いは大阪で一人暮らす祖母へと向かい、十和は大阪の私立中学に進む決意をする。4人が離れて暮らすことに父は反対するが、あることを条件に十和の希望を受け入れるのだった。
バラバラになりそうな一家は、この問題を解決することができるのか? 中学受験を通して家族の成長を描く感動作。
45万部突破の人気シリーズ『店長がバカすぎて』の山本猛店長も登場‼
この本に関してネタバレは書かない方がいいと思うので書きません!
中学受験に関係する人も関係しない人も皆絶対読んでほしい。
テーマは家族
お父さんもお母さん、妹、学校の友達、塾の友達、塾の先生、おばあちゃん、心の拠り所になっていた人。
小学6年生の女の子が抱えるよくわからないモヤモヤ、苛立ち、うらやましく思う気持ち・・・、主人公の感情が素直に伝わってくる本です。
お父さんの言葉もひとつひとつ重みがある。
大人って損得でしか行動できないし、自分が納得できることでないと努力できない。
小学生が不満を抱えながらもそれを打破して努力しようとすることは尊い。かけがえのない経験。
いま、十和ちゃんが自分のすべてだとおもっていることは、意外とすべてではない。
十和(主人公)の言葉ひとつひとつがよくわかる。
正しければ正しいほど心が硬直していく。
お母さんと十和のやりとりも手に取るようにわかる。
「なんであんたがキレてんだよ」
「キレてない」
「いやいや、それがキレてないっていうなら~」
「お母さんの方がキレてんじゃん」
中学受験なんかで人生何も決まらない。
将来人生のエッセイを書くとしたら、たった二行くらいの話。
でもその目標に向かって努力し、たくさんの人に支えられ、どんどん気持ちが変わっていく。
目標があったほうが楽しくて、そして、楽。
なるほどな~
「家族の幸せの形を答えなさい」とは、国語のテストの問題なのですが、その作者の言葉もよかった!
母が中学受験を勧めた真意も、それに気づいた十和もすごいよ!
あーーー、今でも余韻に浸ってるほどいいお話でした!!
前記事もよかったら♡
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