N.A.S 「ことば」

この曲、OPKの無料配布CD持ってる人は僕が汚い声で歌ってるバージョンを聞いた事があると思いますが、そこに新たなメロディと歌詞を合体させてくれたのは、

Pearl
と言う女性シンガー。前々から友人だったり、PV撮ってたりしてて、今回の震災後もOPKの活動になんとなく援助をしてくれてたりしたんだけど、彼女自身も栃木県出身なので、震災の事、被曝の事が頭から離れ無いまま活動をしていたようです。

俺の汚い声のデモを聴きながら、よくあんな歌詞が出て来たなぁ、と感心するばかりですが、一緒に音楽をやって見て解った事。やはり、色んな場所で地道に活動して、観客が多かろうと少なかろうと、自分のスタンスで音楽をやって来た人は、年齢に関わらず自分のスタンスを持っていて、メロディも歌詞も自然に出て来るもんなんだなぁ、と言う事。

殆ど打ち合わせも即興的、メロディも歌詞も、ピアノも凄いタイミングで凄く瞬間的な反応で出て来たもの。

それは、偶然にも僕が本当に言いたい事を端的に顕した言葉だったのです。

この曲で言ってる事や歌ってる事は、いつもいつも感じて来た事のほんの断片だけれども、多くの人が僕らの行動の動機を感じてくれると嬉しいのです。