「オペレーション・コドモタチ」をやってる僕が、「みんな地球の子どもじゃん」の木村さん、「Foodbase23」の赤間さん、そして北海道に避難した福島県出身の皆さんと
「みんなの食べ物じゃん」
http://www.minnanotabemono.com/
と言うプロジェクトを始めました。

「測って、知って、食べる」が中心のコンセプトです。だから、危険と安全をこのプロジェクトで解明すると言うよりは、危険と安全の判断基準となるデータを揃える事が目的です。そのデータを下に、それぞれが判断して、それぞれの結論を出すことが出来れば、放射能災害に対する自分達の意識だけではなく、これからどのように自分たちが生活を成り立たせて行くのか?と言う事も考えられると思います。

じゃあ、「何故会員制なのか?」
「みんなの食べ物じゃん」は、単なる食品を販売するECサイトとして考えてる訳ではなく、土壌の事、農薬の事、農家の事、そして避難を選んだ方達の雇用の事、を考えるきっかけにしたいからなのだ。もちろん今挙げたような、国全体で考えなければならないような諸問題を僕らが解決できるなんて考えてない。でも、「みんなの食べ物じゃん」に関わってくれている団体に居るメンバーは、ことごとくそれらの問題と直面してきたのだ。国家に関わる方々の勤勉な行為によって、いつもその類の問題を矮小化されるのを目前に接してくると、とにかく何かが動く「キッカケ」にならない事には、どんどん忘れ去れてしまう、と感じているのです。

政治に関わるのも一つの方法でしょう。
そして、運動に勤しむのも絶対に必要な事だと思う。

でも、データを拾ってそれをオープンにしていく過程をどうやって可視化するのか?
それらをどうやって誰に纏めてもらえるのか?
何でもかんでもオープンに出来ないジレンマを特に医療問題では未だに感じてます。
だから、少なくともそれらの情報を集めておく行為に今は力を注ぎたいのです。

その為の活動に、そして、情報共有に、当面は会員制が必要だと考えたのです。