最近はやりのテーマである、メンタルヘルス。


自分には縁遠い話ですが、最近会社でもとても多い。

最近顔見ないな、と思っていると、しばらく長期療養というケースばかり。ホントに病気ならしょうがないけど、どうもそうとは思えないふしがある。

自分がいる会社は事業会社。広告業を実業というか議論があるかもしれないが、モノやサービスを作ってクライアントからその対価を得る事業を営んでいる。

一方で、コンサルファームなどに聞くと、鬱とか気分的な不調を訴えて会社を休む人間は皆無だという。


もちろん、エントリーマネージメントで、そうならない人材を選別しているといえばそうだけど、それよりもむしろ、エントリーの際の”握り”(腹決め?)が肝なんだと思う。外資系のコンサルファームは、よく言われるように、UP or OUT の世界。上にいけなければ、進んで身を退けていくという風潮がある。(実際には違うところがあるみたいだが)

そういう会社に入ると”覚悟”があれば、鬱になりようがない。徹夜をしてでも、やり抜く、できなければさようなら。以上。とってもシンプル。

会社によるが、事業会社ではなかなかそうもいかない。自分がいる会社も UP or OUT とよく言われるけれど、UPせずとも平穏にその日暮らしをしている人間はいるし、首になったという人間はめったに聞いたことがない。会社と会わずに辞めていった人の話はよく聞くが。。。

ともあれ、鬱とか、長期療養が必要と診断される人間が増えているのは事実。

コンサルファームの件を考えて思うのは、や必要なのはエントリーマネージメント。入り口の段階でふるいにかけないと、後の対応が面倒。鬱がうそかホントかはどうでもいい話だが、自分が仕事を任されて、向いていないから、とか、気分がすぐれず会社にいけないとか、いうのはご遠慮願いたい。

プロフェッショナルとして失格だから。結局そういうやつらの尻拭いをするのが仕事の一部になってしまう。(あ、ちょっぴり愚痴です)

統率の取れた強い組織を作ることは、既存の組織をベースにすると、なかなか思うように行かない。とくに、有象無象の若手が入り乱れ、人の出入りが多くなるとなおさら。


ちなみに、「D’な人々」とは、医学的な鬱(「Depression)ではなく、適応障害や軽症鬱と言われる、気分的な不調を訴える人たちのこと。D’撲滅のためには、兵役でも課してやるしかないのかな。