子宮体癌になって

手術、抗癌剤治療(TC療法6回)終了後

経過観察中です。


昨日、仕事の帰り

バスターミナルの椅子に座った

年配女性の後ろ姿


思わず

「お母さん」 って駆け寄りたくなった。


しゃんとした背筋

淡いブラウンのきれいにカラーされた髪の毛

鮮やかでクリアな上品なビンクのニット

白いバンツ

白地に黒い水玉のスカーフを巻いていた。


母がいるのかと思った。


その女性はすぐにバスに乗って行ったので

顔はわからなかったけど


ほんとうに母がいるのかと思った。


今、母は施設のベッドで寝たきり

いつも眉間にシワを寄せている。


ペアカラーはできないので

髪はまっ白だけど

髪の量が多いので

ふさふさとしたシルバーペアで美しい。

元々色白で皺も少なくて

若々しい肌をしている。

自慢の日本人離れした高い鼻筋


介護士さんたちから

「美人のおばあちゃん」

って言われている。


もし聞こえていたら

「わたしは美人だけど、おばちゃんではありません」

なんて言いそうな

ブライドの高い母が

寝たきりになって

胃瘻をして生きている。


優しい義妹が

母の好きなビンクの寝巻きを

揃えてくれている。


色白だからビンクがよく似合うけど


喜んでいるのかしら。


医療が進んで

寿命が長くなっても

生きることの意味とか

本人の意思とかは

どうすればいいのかしら


よくわからなくなってきます。



今朝は雨かと思ったら

やんでいました。

雨上がりの朝の散歩の気持ち良さニコニコニコニコニコニコ




気持ちよいからと言って

歩き過ぎはよくないので

いつも通り30分で切り上げです。


夕方も散歩して

7000歩ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ