*あさのひかりです*

乳房外パジェット病は
デリケートゾーンのがんです。
希少がんと言われる、珍しいがんです。

長引く外陰部のかゆみ(我慢できないほどじゃなかったり、仕事してたり動いている昼間は気にならないくらいでも)があるかたは、ぜひ、疑ってみてください。

婦人科でも
皮膚科でも
様子を見ましょう
と言われることも多いようです。

でも!
疑ってみてください。

実はがんだった!

という私たちが言うのだから、
(あえて〝たち〟と言わせていただきます真顔
説得力、ありますでしょ?







今日は、
連投すみません。


前回、4人部屋に引越したと書きましたが、
そこで、たまたま隣のベッドにいらした方と
お友達になりました。

乳がんの全摘手術をした時は、女子校並みに4人部屋の皆様とワイワイ、キャーキャーと毎日笑っておりました。
歳はバラバラでしたが、今でも連絡を取り合っています。

でも、今回は、何度も言いますが
場所が場所で…
それも世の人はほぼ知らない病気。

お友達を作る気なんてこれっぽっちもありませんでしたから、ふつーにご挨拶をしたら、イヤフォンして、非常に感じ悪い患者だったよう思います。

でもね、隣のベッドの方が
「ここのカーテン、開けてもいいですか?」
って言うんです。

隣のベッドとの仕切りのカーテンです。

ちょっと面食らいましたが、
いいですよ〜
と、開けると


隣でニッコリ笑っていたのは

両足がパンパンに浮腫んで
お腹は腹水でパンパンの
でも、明らかに私より若い


さくらちゃん(仮名)でした。


その後、さくらちゃんとは沢山話をしました。

お互いのがんの経過
子供のこと

さくらちゃんの旦那様は、娘さんが幼稚園の時にがんで亡くなっていること

さくらちゃんのがんは
虫垂がんで
わかった時には
もう治せない状態だったこと



それまでは
よくワイドショーとかで
出会って1ヶ月で電撃結婚!

なんて言うのを見ると、


なーに言っちゃってんのニヤニヤ
私なんて、付き合ってから結婚するまでに10年かかったわよ(実話)
と、鼻で笑っておりましたが、


さくらちゃんとは
まるで
昔からの友人のように
打ち解けていきまして、

あぁ、電撃婚もアリだなぁ
そういえば昔、松田聖子が神田正輝に
ビビッハッときた
なんて言っていたなぁ

(あ、離婚したけどショボーン

そんなことさえ理解できてしまいそうな勢いで
私たちは毎日お喋りしました。



でもね、
私はその後1週間で退院。
さくらちゃんは、かねてから調整していた、ご自宅のご近所への転院となりまして、

ラインのやりとりだけの日々となりました。


そして、

やりとりが

既読マークのみになり

既読もなかなかつかなくなり

でも、返事がいらないようなことばかり呟いて
少しでも気が紛れるかな…と。

そして
先日
既読になったラブ



さくらちゃんの娘のコザクラちゃん(仮名)から
ラインに
訃報が届きました。



コザクラちゃん、10代にして


明日も
来年も
5年後も
あると思っていた当たり前は
当たり前じゃなかった


って言ってた


知るには早すぎるよね



10代で
ご両親をガンで亡くされたコザクラちゃん。


わたしには何もできません。



がんなんて
無くなればいい‼︎

無くならないのなら
せめて
早く見つけて‼︎

悲しむ人がひとりでも少なくなりますように







私たち、いつもそんな恐怖と戦っています。