るろうに剣心の映画を4DX で観てきた爆笑

中学生の頃から大好きな剣心の名シーン

“幕末の人斬り時代”がやっと観れるとは!





でも最初は、有村架純が剣心の妻!?

あんな可愛い系の丸顔女じゃなくて

広瀬すずみたいなクール系の美女だろっキョロキョロ





って思ってたんですけど






結果、有村架純しかおらん!






というヲタク特有のネタバレ長話なんだが

興味なかったらスルーしてね。












で、有村さんのなにがいいって

しゃけちゃんばりに母性がすごいのよチュー






というのも、本当は心優しい少年なのに


人斬り三昧の日々で心を壊してく緋村剣心




彼は貧しさの中で親に捨てられた子なので

おそらく母の愛も知らずに育ったんでは?




あまりの才能と飛天御剣流があったから

「こんなオレでも誰かの役に立てるなら」

と、自傷行為のように人斬りになったけど

本当は誰かに愛されたかったんだよね?





たぶん心の内を言葉にするのが下手な

僕らと同じ、人見知りの根暗な子なのよ。





そんな剣心が巴との生活のなかで

初めて人間らしさを取り戻していくんだが

彼が、初めてご飯に目を丸くする瞬間に

「あんまり美味しそうに食べるから」

しゃけちゃんのように優しく笑いかけて




大きな大根が採れて嬉しそうに微笑んだら

「最近、よく笑うようになりましたね」

うさこばりの繊細さで気づいてくれて





そんな『見守ってくれるお姉ちゃん』が

剣心にとって相当嬉しかったんぁと思う。

(そういや、二人ともお姉ちゃんだ)






だから

最後のシーンの新解釈は良かった。








ネタバレだけどだいじょぶそ?







原作は「巴を守る」と“怒り”で動くのに





映画では「裏切り者の巴を暗殺しろ」と

上司の命令で“絶望”の淵をさまよい歩く。





これって

人斬りとして己を唯一支えた「正義」と

幸せをくれた人への「愛」のせめぎ合い?





とはいえ、

巴との生活で“幸せ”を初めて知った彼は

「僕はただの人殺し」と正義も揺らいで

「愛した人は僕を憎んでた」と傷ついて

もう見てるのも痛々しいほど憔悴してた。






そんな彼を、巴が命に替えても守るんだが

今、彼が死ねば愛を知らないまま亡くなり

もし生きてても「2度と誰も愛さない」と

一生、心を閉ざして孤独になるだろう。





つまり、

巴は剣心を死から守ったというより

“一人ぼっちの人生”から守ったんだと。




『私が、二人目のあなたを愛したように

あなたも、また誰かに愛されてください』




っていう巴の祈りがあったから

るろうに剣心の長い物語はあったのね笑い泣き





そして、十字傷の意味。





原作では

巴の手からこぼれた刀で偶然ついた傷は

“忘れられぬ罪の意識”として描かれたけど




映画は自ら愛する人の頬に刀を添わせた。

それは“私を忘れないで”って意味じゃなく




“大丈夫、ずっとあなたとともにある”と

伝えるための『愛の傷』に変わってる!?




彼の血や汗を拭ってきた頬に贈った傷は

鏡を見るたびに巴を思い出させてくれて

たとえ人斬りをしている時も一緒なので

『辛い気持ちを抑えてがんばるあなたを

私は見守っています』って意味にならん?





この母性の表現、『有村三唱』ですよ笑い泣き





自分の未来まで見守ってくれる嬉しさと

初めて愛をくれた人を失う悲しさ・・・

ある意味、“母との別れ”みたいに切なくて





その時、映画館に『あの香り』が漂った。

(4DX担当者、るろ剣のこと愛しすぎ)





それに気づいた瞬間、もうボロ泣き笑い泣き





そういう意味じゃ、縁と剣心は

母の愛を知らずに育った男の子同士で

巴というお姉さんに愛を注いでもらった

兄弟みたいなもんだったのね笑い泣き





ゴメン、めっちゃ長く語ってしまったけど

あの瞬間の感動を文字にできて大満足照れ

るろ剣が好きな人いたら、いつか語ろう!