==■ライフコーチKeiって?========
1988年生まれ。鎌倉市出身。
「やりたいことがわからない」を解決し、
世界に1人しかいない「自分」を仕事にする専門家。
新卒で大企業の人事になるも、
誰がやってもいい仕事すらろくにできず、
職場で号泣するダメ社員。
やりたいこともわからず、
悩み続けた会社員生活だったが、
コーチングによって劇的に変化。
やりたいことだった途上国でのボランティアのために、
3年で大企業を退職し、
電気なし・水なし・ガスなしだったネパールへ。
現在は独立し、妻と日本&ネパールの2拠点生活。
コーチングで場所に捉われないライフスタイルを満喫中。
「お金を払わせて♡」と言われる「自分」になる、
「世界に1つだけの仕事」が当たり前の世の中へ!
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さて、昨日の続きです。
青年海外協力隊として、
望んでいた結果を出したのにも関わらず、
僕は絶望していました。
結果を出すことで、
自分はネパールにいてもいい、
この村にいてもいいと思えるようになると思いきや、現実は真逆。
僕はますます、
自分の存在意義がわからなくなり、
メンタルがどん底に落ちてしまいます。
そんな落ち込んだ状態で、
下を向いてとぼとぼ村を歩いていたある日、
突然転機がやってきました。
それは転機ともいえないほど、
何気ないことでした。
村をとぼとぼ歩いていたら、
あるおばちゃんに声をかけられたのです。
「ビカ~ス!お茶でも飲んでいけ~!」
あっ、この「ビカ~ス」ってのは、
ネパール人ではなくて、
僕のことです(笑)
僕のネパールでの名前がビカスなのです。
この声をかけてくれたおばちゃんは、
僕がまだ何も活動でサポートができていない家庭の方。
なんか申し訳なくていつもは断っていました。
でも、このときは、
メンタルがどん底だったこともあるのか、
ふらふらと誘われるがままに家に入っていったのです。
家に入ると、たまたま学校も休みだったらしく、
おばちゃんのかわいい、
小学生の息子たちもなぜか家にいました。
自分でも言うのも恥ずかしいのですが、
僕の顔を見た子どもたちはテンションが爆上がり!
僕の服を引っ張りながら「遊ぼう!」と言うので、
気分転換にもなるだろうと思い、
一緒にバトミントンをすることにしました。
そうして、一汗かいて休憩していたら、
おばちゃんが嬉しそうにしながら、
甘いミルクティーを入れてくれました。
そのクセになる甘さを味わいつつ、
ありがたく飲んでいたら、
ふと気づいたのです。
ネパールに来た1年半前から、
何も変わっていないことに。
何が変わっていないかというと、
村の人たちの僕への接し方です。
おばちゃんたちは、
「お茶飲め!飯食え!家泊まれ!」
子どもたちは、
「一緒に遊ぼう!!」
おじちゃんたちは、
「ハッハッハッー!」
僕が村に来たばかりの頃から、
みんなずっとこんな感じだし、
うまく成果が出せない今も全く変わらず、
こんな感じの接し方をしてくれていました。
そして、気づいてしまいました。
村の人達は、僕が何か成果を出すから、
僕に良くしてくれるわけではないのです。
彼らは、僕がネパールにいて、
この村にいることに喜んでくれていて、
だから僕に良くしてくれるのです。
この時、28年間生きてきて、
「自分には存在しているだけで価値がある」
と初めて思えたのです。
「誰かの期待に応えるから自分には価値がある」
「きついことを頑張るから自分には価値がある」
「褒められるような結果を出すから自分には価値がある」
そう固く信じていた、
自分のベースとなるような価値観が崩れ落ち、
全く新しい価値観が自分の中に入った瞬間でした。
そうなんです。
人は存在しているだけで価値があるのです。
腑に落ちるレベルでわかるようになると、
人生が激変します。
だから、2020年を迎えるにあたって、
これを伝えたいと思ったのです。
でも、これを言葉だけで伝えても、
正直ピンとこないと思います。
なぜなら、体感して初めて腑に落ちるからです。
そこで、僕が語ってきた、
この一連のお話を追体験してもらい、
自分の存在価値に気づく体験を用意しました。
詳細は明日のメルマガで!お楽しみに!
今日もすばらしい1日になりますように。鎌倉から応援しています^^