2024.08.27
寺島良厩舎→宇治田原優駿ステーブル
本日(火)宇治田原優駿ステーブルへ移動しました。
寺島良調教師「レース後にクラブサイドと協議し、私の方から『中央に籍を置いたまま、秋の福島開催で使わせて欲しい』とお願いさせていただき、クラブからも了承を得ました。その方針で進めていくことを会員の皆様にもご理解いただければと思っています。やはり先日のレースは得意とは言えない条件、展開になってしまったことが主な敗因で、距離を延ばすなど条件さえ整えてあげれば格上でも通用するのではないかとみているのが続戦を提案することになった一番の決め手。普段の様子を見ても好調の波に乗っている印象ですしね。レース後も馬体に異常はなく、次走は福島2週目の芝2600mをイメージしているところです。2か月あまりレース間隔が空くので、しばらくは牧場で成長を促しながらエネルギーを蓄えておいてもらうことにしました。今日(火)午前、宇治田原優駿ステーブルへ移動しています」
クライトちゃん、なんとまさかの現役続行です…!
正直、本当にびっくりしました。
いくらデビューが遅かったとはいえ、流石に未勝利戦で一度も掲示板に載らなかった仔が、引退が先延ばしになった例はほぼ見たことがありません。
厩舎もそこまでクライトちゃんに熱心には見えていなかったですし、中~長距離を走れるならば格上挑戦も可能とは思っていましたが、あえなく切られてしまうものとばかり思っていました。
こういう時って、もしクラブ側が残したいと思っていたとしても、リリカルのように厩舎がやりたくないと言えばそこで終わってしまうものでしょうからね。
本当に嬉しい誤算でした。
次走は11/9(土)の福島の2600mを目指すという事。
中京のように直線に目立った坂がある訳ではないので、まだクライトちゃんにも向くコースではないかなと思います。
デビュー戦の2400mも、何も分からないでただ走って来ただけでしたがバテた感じは無かったですし、なんとか2600mもこなしてくれると良いのですが。
今成長して来ているという事なら、2ヶ月あればもう少し体重も増えるでしょうから、ここからの成長力に期待ですね。
ですが、格上を選択するのであれば鞍上はもう少し考えて頂きたい。
申し訳ないのですが、鞍上が今までと同じであれば、結果も今までと何ら変わらない事が容易に想像出来るので。
この日も東京で武蔵野S、京都でデイリー杯2歳Sがある日ですので、福島にどこまでジョッキーが居るのかは分かりませんが……。
クラブで格上挑戦で勝ち上がった馬といえば、今年産駒が募集されているレッドルーヴルがそうですね。
そんな彼女が初勝利を挙げたのは、13戦目の4歳春の福島でした。
クライトちゃんも、11月の1戦で見限る事はせず、少し長い目で見ていただけたらと思います。