レース後コメント…ルージュリリカル(7/27) | Riverdanceをご一緒に

Riverdanceをご一緒に

東京サラブレッドクラブ・シルクホースクラブの一口愛馬応援ブログです
当ブログは東京サラブレッドクラブ、シルク・ホースクラブより
記事、写真の転記・転載の許可を頂いています。
全ての掲載写真の転載はお断り致します。

2024.07.27
7月27日レース後コメント(12着)

吉村誠之助騎手「開幕週で前が止まらない馬場ということもあり、先生とも相談して前々で運ぼうと思っていたのでポジション的には理想的だったのですが、揉まれる競馬になってしまって…。申し訳ありません。中1週だったせいか前回よりもテンションが高く、前走は勝負所である程度は抱えることができたのに対して、今回は早くから促していかなければならないくらいでした。レース間隔が詰まっていたうえにこの暑さですから、仕方がない部分もあると思います。結果を出すことができず、申し訳ない気持ちで一杯です」

杉山晴紀調教師「スタートが決まり、二の脚もついてスンナリと好位を確保することができたのですが、ゴチャついてスムーズさを欠き、馬がストレスを感じる競馬になってしまいました。結果的に中途半端なレース運びになり、能力を出し切ることができず申し訳なく思っています。ただ、今回は小倉からの中1週で心身のコンディションを維持するのが難しかったですし、かといって1週、2週延ばしたところで今回以上の状態で臨める保証がないことを考えると、苦渋の決断だったのも事実。開幕週の馬場はプラスだと思って出走に踏み切ったのですが…すみません。優先出走権を逃してしまったので節(出走間隔)的に使えるかどうかはわかりませんし、馬体の維持やテンションの高さが課題となるだけに、仮に使えたとしても今回以上のコンディションで送り出せる自信がないというのが正直なところ。その点も踏まえ、今後についてはクラブサイドと協議させていただきます」

リリカルちゃんは…プラス材料がひとつもない状態での出走でしたので、この結果は事前に想定出来ていたとはいえ、本当に残念です。
外枠で包まれなかったらワンチャンあるかもとも思っていましたが、金曜日に発表された枠番は3枠6番。
ここで僅かな望みも潰えた感じでした。



体重はプラス2kgの418kg。
パドックでは変な汗こそかいていない感じでしたが、チャカチャカした仕草が目立って、やっぱりもう細くて……。



今回は2場開催という事で返し馬が見られたのですが、ここで嫌な事に気づきます。





力んでいるのか、ずっと尻尾が不自然に上がっているんですよね。



今回ブログを書くのに録画を見返したら、パドックから尻尾は既に上がっていました。
以前にある方から、馬は凄く疲れると尻尾が上がるので、レースが終わって戻って来た時に尻尾を見ると、馬のダメージ具合が分かるかも。と教えて頂いた事がありました。

この中間は馬体回復を優先して時計すら出しませんでしたが、それでもとても走れる状態ではなかったのではないでしょうか……。



それでもスタートは出てくれました。



吉村Jは押して前に。
そうですよね…厩舎とも打ち合わせをしていたようですし、その枠で減量騎手ではそうするしかないですよね。
恐らく、万に一つでも勝つ可能性があるレースをするのであれば、後ろから大外一気を決めるしか無かったと思っていたので、ここで万事休すでした。

まあ、この日の新潟は恐ろしく時計が速かったので、やったとしても届いたかどうかは分かりませんが…。



横の馬を気にしているような素振りが…。
この後もずっと促しながら走る事になります。



そんな状態ではスタミナが持つ訳もなく。
残り600m位から徐々に遅れ始めて。



こうなっては全然駄目ですね。





それでも残り200m位までは頑張ってくれたのですが、どんどん足取りが重くなって行き…。



12着でのゴールになりました。お疲れさまでした。

調教師コメントがねえ。今までを考えてもこういう結果になるのは火を見るよりも明らかだったでしょうし、言い訳にしか聞こえないですね。
恐らくこんな体質難で全く体重が増えて来ない馬なんてやりたくないのでしょうし、もっと言うと前走で1200mを使って掲示板外してお払い箱にする筈が掲示板に入ってしまったので、今度は確実に惨敗させるために中一週でここを使って来たとしか思えないんですよね。
早く2歳馬の為に馬房を空けたいという意図がミエミエだなあと思いました。

この厩舎は、1歳上のルージュメアリーを、大敗続きだったとはいえたった2戦で5月にポイ捨てした所から、もしかすると見切りが早い厩舎なのかなと思っていましたが、その通りでしたね。
NF系のクラブであれば違うのかも知れませんが、東サラみたいな零細クラブでは、そのような扱いも仕方ないかも知れません。
誠意は微塵も感じられませんが、厩舎経営としては見切りを早くして精鋭だけを残せばそれだけ勝ち鞍も上がりますから。

もうウチでは預かれないと言われましたので、半姉のように地方転出か、それとも…といった所でしょう。
アズライトと一緒で、体重さえ維持出来れば走ってくれると思うのですが…リリカルちゃんの場合は新馬戦前が体重のピークで、その後全く体重が増えていないというのが悩ましい所。
思い切って2~3ヶ月位楽をさせれば増えて来ると思いますが、暫くは体の成長を待つ事になりそうですので、クラブの判断にゆだねるしかありませんね。

リリカルちゃん、体が辛い中本当に本当にお疲れさまでした。
まずはゆっくり休んで体を休めて下さいね。