曾祖母は米G1を4勝した名牝、ダイナミックに捲って初勝利
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スタートを何とか無難にまとめ、前半は後方から3頭目で折り合いに専念。3コーナーから外を回って捲るように進出を開始し、4番手までポジションを上げて直線を迎えると、その勢いは衰えることなく、ダイナミックなフットワークであっという間に突き抜けて先頭へ。後続に3馬身のリードを広げての嬉しい初勝利となった。デビューこそやや遅れたものの、今年2月のトレセン入厩後は一度も放牧を挟むことなく調教師の手元で入念に調整が施され、試行錯誤を繰り返すなかで導き出された今回の成果。未勝利戦の番組もあと僅かだけに、この一勝が示す価値は極めて大きい。半兄に準オープン馬レッドランサー、全兄にファルコンS5着のオープン馬レッドライデンが名を連ねており、曾祖母はケンタッキーオークスやスピンスターSなどアメリカのダートG1を4勝した名牝Disputeと血統背景も頼もしく、これから長きにわたっての活躍を期待しても良さそうだ。まずは兄の“雷電”越えを目指し、“稲妻”のごとく駆け抜けて欲しい。そして全妹にあたるブランシェールの23も控えており、その後押しも担ってもらいたいものだ。
レッドライトニング
父:エイシンフラッシュ 母:ブランシェール 母父:ディープインパクト 美浦・鹿戸雄一厩舎
2024.07.20 福島4R 3歳未勝利 ダ1700m 吉田豊騎手
デビュー戦から減り続ける馬体重を心配していましたが、漸くここで決めてくれました。
まだまだ成長途中で粗削りな走りながら、デビュー戦でも見せた末脚は本物でしたね。
今の所、距離さえ気を付ければ芝もダートも同じように走れる印象ですので、今後使って行く中でどちらにより適性があるかを見極めて欲しいと思います。
操縦性が少し難しい仔のようですし、出来れば今後も吉田豊Jに継続騎乗をして頂けて、レースを教えて行って貰えたらいいですね。
鞍上の吉田豊Jも、出資馬初騎乗(2013年)から11年越しでの初勝利になりました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。