明日から暫く娘の所に参ります☺


昨日近くの100円SHOPに買い物に行きました

欲しい物は決まっていたので目的地に一直線

途中ペット商品が売られていて

通り過ぎるはずがわたしの足が止まります

そしてカゴの中に入る商品


わたしが思いもかげずに買ったペット商品は

こちらです



この商品はぬいちゃん用になりました〜

我が家の殿下と花城の夏ファッションです!

どうでしょうか〜☺


なんだかバカンスに来た令嬢と
チャラ男みたいですね😂殿下はやはり
どこまでも育ちが良い感じで(笑)

ハイビスカスも購入して帽子に付けてみました(笑)

ハンガーと鉢スタンドはこのように活用しようかと(笑)



今のペット用品はお洋服とか色々あるんですね〜

そうそう来月の15日は殿下のお誕生日ですが

花城のケーキに続きこちらも出ておりました









やはり淡い色合いですね☺

さて殿下のお誕生日はなにしようかしら〜(笑)


今日の最後は死霊蝶シリーズです☺





死霊蝶は主を心配する


わたしは死霊蝶

今日も主と主の最愛の伴侶を見守るべく存在しています


今朝の殿下もすこぶる上機嫌に極楽坊から天界に

向かいました

なんでも今日は少し仕事が立て込んでいるとかで

帰りが遅くなるとの事でした


それを聞いた時の主の落胆ぶりは見ているわたしも

思わず抱きしめたくなるような幼い風情です


「殿下…三郎は淋しい…」

「なるべく早く帰るようにするからそんな泣きそうな顔をしないで」


「泣いたら行かない?」


「そんなにわたしを困らせないで…」

そう言って殿下は寝床でうずくまっている主の

額にちゅっと口づけを落としました


「では行ってくるよ!早めに帰るからねー」

殿下とて後ろ髪を何本も引かれる想いだったのでしょう

一度も主を振り返りかえらないで足速に天界へ行ったのですから


寝床に置いてけぼりになった主はといえば

日頃のおしゃれした城主とはかけ離れた寝乱れた風情でちょこんと座って何か考え事をしているようでした


「なあ、もう少しで殿下の誕生日だ贈り物は何が良いだろう?」


主です


「お前に聞いても仕方ないな」


なら聞かないでください


「殿下の喜ぶ…」


良く考えてください主の誕生日の時の殿下の贈り物を


「殿下は…俺が身なりを整えると喜ぶような気がする」


それは正解です。でも本当の殿下の望みは違う所にあります


「あとはもしかして俺がもっと文字を書くのが上手くなれば喜ばれるかもしれない」


それも正解です。師匠なら弟子の上達は自らの指導の賜物だと胸を張れるでしょう


「本当は…違うのが分かる。殿下の俺に向ける眼差しと

体に触れると体温が上がり少し震えて…」


そうです。賢い主なら分かるはずです。殿下が

一番幸せになる方法が


「俺は自信がないんだ…」


臆病になるのもわかりますがいつかは乗り越えなくてはとわたしは思います。

殿下の主に向ける眼差しは

日ごとに熱く溶けそうになっていると感じます

体から今にも滴り落ちる蜜が毎晩甘露を増し

蜜を必要としない死霊蝶のわたしでさえも

惹きつけられそうになります

そんな今にも熟れて落ちそうになっている

果実を腐って落ちるまで待っていても良い物で

しょうか


「はぁ」

いつも即答、即行動の主の深いため息は

苦悩の深さを物語っているようでわたしも切なくなってまいります


「今日は俺の仕事はそんなにないから文字の練習でも

して殿下を待とう」


そう言って主は寝床から出て身支度を始め

一心不乱に文字の練習を始めました


珍しく長い時間文字の練習をしていた主は事切れたように床に転がってしまいました


(画像はお借りしました)

その時
「三郎帰ったよーー!!」と殿下が極楽坊に帰ってきました

床に書き散らかした文字の練習の跡と目を閉じて動かない主を見た
殿下は暫く固まったように主を見ていました
そして呟くように口をひらきます

「三郎…わたしは今何と戦っていると思う?わたしだって男なんだ…激情のまま君に手を伸ばして…」

殿下!まさか…

「ん?殿下?」

「三郎ただいま」

「おかえりなさい。早かったんですね」

「君に会いたくて会いたくてわたしの持てる能力を使って仕事を早く片付けてきた」

「嬉しいです殿下」

「文字の練習をしていたんだね」

「はい」

「えらい子だご褒美をあげよう」
そう言って殿下は寝っ転がっている主の隣に腰をおろして優しく両頬を自らの手で包みこんで
主の唇に自らの唇を合わせた
その口づけはただいまの口づけなのか
闇夜に沈む導火線のような口づけなのか

わたしにはわからないのでした

(多分つづく)

(追記です)




この本!欲しい!
速攻予約してしまいました(笑)