本日は氷点下の朝でした。

慶寿苑の中庭にあるメダカの水槽は、水面が凍っていました。寒い朝です。

 

震災から10日が経ちましたが、皆様のところは落ち着きましたでしょうか?

 

先日も余震がありましたが、お客様の中でも「新潟地震の時に比べたらね~」といったお話をよく伺うようになりました。

新潟地震の際は、昭和石油のタンクから真っ黒の煙が上がって空一面を覆っていたそうです。

 

そんな皆さんの記憶を思い出してくれるかのように、慶寿苑ではこちらの本がひっそりと出番を待っていました。

昭和39年に発生した、新潟地震の記録を残した一冊。

新潟日報社がその年に発行。60年前の本になります。

 

こちらをお客様にお見せすると、「こんな貴重な本!宝物だよ!!」との声。

 

「あんた、新潟地震のことなんて、覚えている?」

「もちろん。あの時のことなんて忘れられないて」

お二人で本を開き、当時の記憶をたどりながら話されていました。

 

 

いつの時代でもそうですが、ライフラインの復旧が急がれます。ここ新潟市でも、西区の方でまだ避難生活をされている方がいらっしゃいます。

 

被災した地域の一日も早い復旧、復興を願っております。