シンガポールに拠点を置く犯罪組織が、欧州サッカーだけでも約380試合で八百長に関与した疑いがあると発表。少なくとも800万ユーロ(約10億円)の利益を上げたとみられる
と発表した。
FIFAのブラッター会長は「重大な危機だ。試合が不正に操作されれば、サッカーへの関心がなくなってしまう」と述べたとのことだ。
1月24日のThe guardianでTV解説者のClare Baldingは、女子サッカー人気には、こうした男子スポーツの問題も原因の一つと述べたここ
2月5日付ドイツのDer Bundで、女性ブロガーが、「なぜオトコはオンナよりサッカーに情熱を傾けるの」というタイトルで、友達が
「もしガールフレンドに逃げられたら、別のを探せばいい。だがサッカークラブが倒産したら別のクラブへ不可能だ」
と言ったことを紹介している。
オトコの競争心は強すぎて、度がすぎてしまうのは認めざるを得ないだろう。
ギリシアのアリストパネスの書いた「女の平和」という傑作喜劇がある。
戦争ばかりのギリシアの諸都市で、女性たちが団結してストライキを起こし、平和にするというストーリーだが、男の戦争の理由たるや、小さい意地の張り合いがお互い譲れなくなったことばかり。
男子サッカーもクラブ同士の競争が度を越し、金をかけ、クラブそのものが赤字になり、他国マネーにのっとられたり、不祥事が起こったり、選手の品行は落ち、金のために八百長をして、それでも競争が止まらない。
UEFAなどはようやくファイナンシャルフェアプレー制度を設けて、クラブの度を過ぎた投資や年俸高騰を防ごうとしている。
女子サッカーは、まだアマに近いぶん、サッカーをしたいという情熱や思いがさわやかな気がする。
選手も女性とスポーツ、愛、人生への悩みなどが出ている。
ある意味男子サッカーが失いかけているものではないだろうか
「女の平和」のように、男子を抑制する意味でも女子が伸びたほうがいいと思う。
社会の組織でも、男女が入るほうが、他からの意見が入り、バランスがとれていくと思うのだが。
女子柔道暴力問題ここ
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