なでしこのクリスマスチャリティには予想以上の3万人が集まった。
前日に繰り広げられた皇后杯決勝は4千人だった。
なでしこのネームバリューだろうか震災チャリティのせいだろうかヤングなでしこだろうか日本代表レジェンドだろうか
例えばドイツのDFB-Pokalでは、一週間以上前に両チームのインタビューが行われ、メディアも書き立てる。
昨期のDFB-Pokal決勝は、まさかのBayernがFrankfurtを破ってしまい、今期のBayern躍進につなげた。
観客も10000人が詰めかけ、Frankfurtファン以外は熱戦に満足だったろう。
メディアもこのチャリティには一斉に反応したが、皇后杯については報道は結果ぐらいのものだった。
これだけ集められるのだから、皇后杯のほうももう少しなんとかならなかったのだろうか
試合については、やはりヤングなでしこのフィジカルのなさが目についた。
体格的に外国勢とあたっては小さく見えるなでしこのほうが大きく見えた。
1点目は体を入れられて3人が何もできず。2点目はヘッドで負け、3点目も強引に突破されて何もできなかった。
2点目は熊谷紗希のヘッドゴール
なでしこでもドイツでも決まらなかったクマヘッドをようやく決めてくれた。とりあえず試合で決めてもらいたい。
3点目は鮫島 彩の最奥まで切り込んでのゴール
仙台でMFになってからあの形が多いが、SBで見せてくれた。
時間帯も前半最後。あれを磨けば、日本の大きな武器になるだろう。
今試合は、右SHに川澄、左に宮間がまわった。この形が定着すると思われる。
大儀見は、前半早くで退いたが、やはり後半、福西とのマッチアップを楽しみにしていただけに本気を出して見事なゴールを奪ったさすがだった。
柴田華絵は本当に香川のコピーと思えるくらいよく動きが似ている。
突破できなければまた後ろに戻して動くスタイルまでそっくりだ。何回もやるのはいただけないぞ。
佐々木監督は来年は再編の年にしているようだが、アメリカは後半の代表戦は次々にポジションを試していた。
監督はSermanniに代わったが、アシスタントのJill Ellisが思った以上にやれて空白をつくらなかった。
ドイツは来年はEURO2013に向けていよいよ熾烈な代表争い本番となっていくだろう。
男子のほうは、世界の動きはメディアが伝えてくれる。だが女子のほうはメディアも伝えないし、何も勉強しない。マスコミに都合のいい夢だけを膨らませる。
この半年の遅れがたいしたことがなければいいのだが。
エンディングは「赤鼻のトナカイ」
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