今日明日となでしこリーグが開かれるが、浦和は明日ジェフ千葉と対戦する。
今度こそ猶本 光と柴田華絵@ハナエスタが活躍してくれるといいんだが。
ところで前節のAS狭山戦がなでしこTVにあがってたので、見てみた。
やはり浦和は組織的に攻撃をかける日本にしては珍しい個人中心のチームだという印象は変わらない。
フィジカルが強く、一人一人の個人技もいいのだが、組織的に崩すわけでもなく、トップの荒川 恵理子@ボンバーを中心に球を集めていくスタイル。
パスも短く細かくパスをつなぐ日本ではなく、長いパスを通していく。
しかし日本の場合、ドイツなんかに比べると、パススピードが遅いので、パスを出すとすぐ寄られてしまって、それから他の選手もフォローに来ないので下げたり、膠着したりする感じ。
猶本 光は後半15分、柴田華絵は後半35分から投入。
見づらい画面だが、かえってプレースタイルの違いがわかって面白い面もあった。
猶本 光は、やはり判断力が早い。縦パスを何本も出していたが、パスをもらうとすぐコンパクトに振って出すので取られにくいし寄られにくい。
柴田華絵は、本人が意識しているように確かに香川真司に似た動きをしている。
非常にいい位置に居て、常にゴールを狙う感じ。
ただサイドに居て、中央に切り込もうとしてボールを取られたりするのも日本代表のときの香川っぽかったかな
女子でいえば、柴田華絵は、ドイツのBajramaj(バイラマイ)のような感じのタイプになればいいのではないかと思う。
ドイツも基本長めのパスだが、彼女は基本ドリブル。
前の中央もサイドも出来て、自由自在のドリブルで相手を崩していくドイツの中心選手。
先日もEURO2103予選のトルコ戦で気持ちいいほどの動きをしていた。彼女の場合、中央にはこだわらず、隙を見つければサイドにも切り込んでいってパスやクロスを上げられるというのが強み。
ドリブルのタイプはINAC神戸ー日テレベレーザ戦で見せた岩渕真奈@ぶっちーのような、バイタルを自由に切り裂いていくドリブルが近いだろう。
ドイツの選手にしてはフィジカルが弱く、よく倒されるが、FKは必ずとってくる。
猶本 光はパス出しの判断が早く的確なので、敵を慌てさせることができる。
ドイツでボランチしてる熊谷 紗希もそんな感じ。彼女はボランチをして攻撃的なパス出しがかなりうまくなって、日本代表の長短のパス出しがうまくなった。
ヤングなでしこワールドカップではミドルもボックス内への突進も見せてくれたが、やはり判断がいい。
これからパスだけでなく、ミドルも打ててボックス内の怒涛の突進もできるCarli Lloidのような選手になってくれればいいと思うのは高望みだろうか
いずれにせよ、浦和のシステムは硬直的すぎる感じがする。
今のドイツでもあんな硬直的なことはやらずもっと自由に動いている。
このままでしっかり成長していくのは不安がある。
とにかく明日活躍してくれますように。
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エンディングは「浦和レッズ勝利の歌 We are Diamonds」
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