6月20日深夜「Volvo Winers Cup」第3戦、スウェーデンー日本戦が行われ、0-1で日本が勝利した。
序盤、少しのミスをつかれたものの、落ち着いてからは、スウェーデンがプレスをかけてこないので、前線プレスから中盤を支配し、日本が得意の展開を行うことができ、27分安藤@あんちの横に走るドリブルから永里@永ちゃんがゴール
今回永里、大滝の2トップだったが、大滝選手は初めてにしては前線からのプレスができてまずますの出来だった。特に9分のCB2人に挟まれながらのシュートは他の日本人にはながなかできないものだった。
しかし後ろの選手との連携はもう一つうまくなく、特徴がつかめていないのでそれ以上のことはできなかったが、リヨンのハットトリックもあるのだし、もっと思い切って打ってもよかったように思う。
右SHに入った安藤@あんちはやはり非常に効果があった。前線からのブレスでボールを奪い、自在のドリブルでボールをキープすることができ、ゴールをアシストした。
ゴールシーンではバイタルエリアを上がり、自分でもシュートできる体勢がありながらパスを行ったのでDFの躊躇を誘うことができた。
後半に入るとボランチに入っていた宮間が澤選手と交代。澤と上尾野辺@メグのボランチとなった。澤選手が勢い込んで上がってときおり攻めこまれる局面もあったがこれはしょうがないというものだろう。
また後半からは左SHに川澄ちゃんが登場。非常にいいパフォーマンスを見せた。とりわけ、62分にゴール左をえぐってのリターンはすばらしかった。FWに入った安藤@あんちは、あれを決めれば永里並の評価になっただろうに。
後半はいよいスウェーデンが本領発揮、中盤にプレスをかけてボールを奪えばダイレクトに前線にボールを送って日本にペースをつくらせなかった。
宮間選手が下がって司令塔がなくなり、澤選手も試行期間とはいうものの策がなかったのは少し残念だった。右SHに入った高瀬選手は慣れていないのか役に立っていなかった。司令塔となるべき上尾野辺@メグも、前半は非常によかったもののちょっと手が詰まってしまった。
ボランチからのボールの出し所にプレスをかけられると手が出せなくなるのが日本の弱点である。
鮫島@サメちゃんは、スウェーデンのサイドの攻撃によくついていき、クロスをあげさせなかった。また攻撃でも前線に非常にいいクロスをあげていた。
ただ、スウェーデンの左SB、FrankfurtのSara Thunebroのような華麗なシュートやゴール前までの前進と攻撃はぜひ見習ってほしいものである。
後半から出場した丸山@カリナはやはり微妙。何の見せ場もなく、スタミナの無さがやはり目立った。岩渕@ぶっちーの故障が非常に残念である。
終盤、有吉選手はお約束というか、やはりいいところでファールをしてしまい、ピンチを招いた。PKエリア内でなかったのが幸いであったが、あの余裕のなさは大幅な改善が必要である。
CBの熊谷、田中@あっすーなのコンビは非常に安定してスウェーデンの攻めを抑えた。またGK福元選手の守備は抜群であった。
76分のクマヘッドはこれまでで一番いい出来だった。安定して出せれば十分な武器になる。
Schelinとの競り合いも魅せてくれた。Wambachともそうだが、ディフェンスであれだけ魅せれる選手は男子でもトップクラスだけだろう。
スウェーデンは、キック力はあるのだが、精度やゴールテクニックがSchelin以外乏しいので決めることができなかった。
Landstromが少しの時間しか出せないのがやはり痛い。スウェーデンの一番いい試合は昨年11月のアメリカ戦でのSchelinとLandstroemの2トップである。ご当地開催であり、なんとか引分けにはしたかったところだった。
エンディングはスウェーデン選手紹介。すばらしいパフォーマンスを見せたフランクフルトのサラ・トゥネブロ(Sara・Thunebro)のフォトショット
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