昨日のEURO2011
6月16日にスウェーデン招待「Volvo Winers Cup」第一戦、スウェーデン女子ーアメリカ女子が開催され、1-3でアメリカが勝利した。
まったく今開催されているEURO2012とのあまりの違いに当惑してしまった。
まずスタジアムがガラガラ。USSoccerによれば観客2751人とのことであるがこれが普通なのだろうか。日米独仏との差が激しい。
さらにスウェーデンが相変わらずの縦ポンサッカー。今回はSchelin1トップで5分、左サイド侵入したShelinにスルーパスが通り、グランダ-クロス、正面なぜかスルーで右のシュートはホームラン。LyonでのSchelinには比べものにならない。
USAのSundhage監督が言っていたように、スウェーデン相手ならロングボールで対抗する。
8分、GKのSoloのゴールキックをO’ReillyがヘッドでつなぐとうまくWambachが落下地点で20mくらいの浮かしたミドルであっさり先制
その後はスウェーデンが攻め、17分にShelinのミドルはSoloキャッチ。18分にやはり中央への折り返しからロッベンのようなシュート。
しかし22分、中盤でのスウェーデンのミスからBoxxがMorganに通して左得意の切り返しから2点目
35分、スウェーデン、中央のNilla FischerからダイレクトにつないだSchelinがSolo飛び出すもループゴールで2-1
しかしその後はUSAが優勢で、55分、Wambachが高くあげたクロスにHeathがヘッドで落として3点目のリード
その後もほとんど中盤関係のない速い裏出しサッカーだったがSchlinも1人では限界がある、 さらにLandstromは最終ギリギリに出てきただけでアメリカの勝利だったがとにかく大味サッカーでUSAに敗北、アルガルベカップから何も変わっていない。
EURO2011で、男子スウェーデンはやはり縦サッカーで2連敗、恐らくこのままではフランスにも通用しそうにない。
男女とも特にディフェンスの足元の粗さや組織性の欠如は耐え難いほどだ。
スウェーデンのUEFAでの立ち位置はわからないが、少なくとも女子サッカーでは本格的女子リーグがあり、外国からもMartaやMittag他の有名選手を受け入れている先進国である。
日本での期待とは裏腹に、オリンピックでのサッカーは人気がない。女子もオリンピックにドイツが来ない以上、スウェーデンにもっとがんばってもらわないと熱戦が期待できない。さらにスウェーデンは女子EURO2013のホスト国である。
女子ワールドカップ並の熱戦を期待するにはスウェーデンにもう1ランクアップしてもらいたいものだ。
エンディングには誰もが知ってるスウェーデンの『ニルスの不思議な旅』
エルフや空を飛ぶ人はいいんだが、ドワーフも欲しいスウェーデン
このブログは一応毎日午後7時(日本時間)までには更新予定です
※いつもたくさんのかたにおいでいただきありがとうございます。
できるだけ読者、なう、またはTwitter登録お願いします