5月27日(日本時間28日朝)フィラデルフィアで、アメリカー中国のオリンピック前の壮行親善試合が行われ、18573人の大観衆のもとで4-1でアメリカが勝利した。
アメリカチームは、Wamback、Morganの2トップに、AMFとしてLloidとRapinoueを配置、中盤を構築してきた。
序盤に先手をとったのは意外にも中国、36秒に意欲的にシュート。中国は前線から積極的にプレスをかけ、ラインをコンパクトにし、運動量で圧倒するというまさにアジア戦法。
アメリカは7分、RamponeからのロングボールをRapinoeが左サイド深くうけてそのまま1人かわしてシュート。
8分Morganがボックス右から中央にドリブルでシュート
アメリカは中国の激しいプレスと運動量に手こずる。21分、右サイドO'ReilyがあがってMorganにパスでシュート、弾いたところをLloidがシュート。
しかしそのあとの22分、中国がもちまえの運動量でもちこみ、アメリカのフォローが遅れ、PKエリア前から左サイドにパスで、Zhangが角度のないなかから打ってゴール先制
1点とられてもアメリカはあせらない。中盤構築でチャンスをつくる 、つなぐサッカーに変えてきている。
30分を過ぎると中国の運動量が格段に落ちる。33分、中国のフリースローからO'Reilyが突進でボールを奪ってゴール横最奥からリターンDFにあたってMorganの前へ落ち、冷静にファーにゴール
さらに35分、ボックス左からのRapinoeのFKからBoxxが落として密集の中で中国オウンゴールでアメリカリード。
後半、中国の足が完全に止まる。
アメリカはLloid→ Cheney、O’Reilly→Rodriguezに交代。
そして50分、Ramponeからのロングボールを LePeilbetがRapinoeにつなぎそしてMorganがゴール
63分にはRamponeから代わったSauerbrunnからRodriguezがシュート
中国はまったくラインを押し上げられず、83分MorganのフリースローからWambachが右を走りそのまま斜めにゴール
86分には81分にLePeilbetに代わって入ったLerouxがシュートを放った。
アメリカは従来の怒涛の攻撃からバランスを重視し、つないで攻めるサッカーに完全に変わっている。今回その中心になったのはRapinoeであった。
左右に動きまわり、広い視野から正確な長短のパス、クロスを出し、他の3人が連携して攻撃をしていった。いよいよスウェーデンではその仕上がり具合を日本とテストすることになるだろう。
今日のエンディングはアメリカ女子選手紹介ヘザー・オライリー(Heather O’Reilly) 右SBとしてサイドの突進はまさしくアメリカの雌牛日本でも鮫ちゃんほか多数でんぐり返されておりますね
今週の放送
EURO2013予選 ドイツールーマニア戦
5月31日(木)現地18:00日本25:00ARDLive
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