DFB-Pokal‐der Frauen決勝 1.FFC FrankfurtーFC Bayern Münchenは予想を覆して0-2でBayern Münchenが初優勝熊谷選手はベンチだった。
最初のスタメンを見て熊谷選手が居ないのでがっくり来て「負けちまえ」と思ったのかよかったのか悪かったのか、本当にFrankfurtは負けてしまった。
今期のFrankfurtは、連勝で調子に乗って大勝したとたんフォーメーションを替えて連敗する、その悪い癖がまた出てしまった。加えて前節でDuisburgを破り、完全に勢いに乗っているBayernである。ゲームの流れを見れば、前半、後半共に相手の攻撃をシャットアウトし、後半の少ないチャンスで得点するという前節のパターンにFrankfurtも完全にひっかかってしまった
BayernはHagen、Bachorの2トップ。Frankfurtはまたフォーメーションを替え、病み上がりのBajramaj1トップに4-3-2-1、しかもボランチにSmisek、MarozsanのFWを2人並べるという変態ぶりこれで勝てると思ったのだろうか
今回もCrnogorcevicはベンチスタート。熊谷選手のボランチにはSmisekが入っている。やはり熊谷選手は前試合のミスでベンチということなのだろうかしかしこのメンバーでもBayern相手に無得点だったということを監督はどう説明するのだろうか
試合は序盤Bayernが攻める、Hagenがヘッドで落としてBachorのファーストシュートさらにCKからHagenがヘッド この試合にかける意気込みを象徴するかのようであった。
一方のFrankfurtはこの変態フォーメーションを象徴するかのように、Frankfurtはなかなか攻撃の形がつくれない。その後Bayernが攻め続けるが、12分Frankfurt、MarozsanのクロスにSmisekが飛び込むもGK Längertがセーブ。Längertは試合を通じてすばらしいパフォーマンスを見せた。
ByernはFKからヘッドで落としてシュート明らかにこれが得点パターンだが、この変態フォーメーションではCB2人が守るしかない。
19分、BajramajからHuthのシュート
20分を過ぎればBayernの攻撃が止み、いよいよ重爆撃。
25分、BehringerのすばらしいFKにGK Längert、よく弾いてクロスバーさらにSmisekがシュートも弾き、Huthのシュートも防ぐ。結果的にはこの攻撃で得点できなかったのがFrankfurtには痛かった。
その後はBayernの攻撃もできないが、Frankfurtも有効な攻撃を組立たてられない、中盤の中央で収めるところがないのだからどうしようもないわね、そりゃ。選手の位置関係もよくわかっていないらしくあれほど美しかった連携がつながらない
そうこうしているうちに一人で痛めつけられたBajramajがネをあげて42分、Crnogorcevicに交代、Bajramaj1トップは彼女の故障をまた痛めるだけの効果しかなかった
後半はFrankfurtが攻める、49分SmisekのシュートをGK LängertファインセーブCKニアからBartusiakのシュートもセーブ
53分、BehringerからGarefrekesへのパスからのシュートがBehringerに当ってしまうという考えられないミス
その後ゲームは膠着状態、61分Bayernいよいよ秘密兵器の美少女戦士Lotzen投入その直後63分、CKからHagenのヘッドでBayern先制Frankfurtは完全にどフリーにしていた
こうなればBayernは完全に守りモードにチェンジ。しかしまあ1トップのCrnogorcevicにつながらないの何のって
70分いまいちのGarefrekesをChojnowskiに交代、だけどこの位置じゃ何もできないんだよね。
ここらへんから熊谷選手がアップを始め、カメラにしきりに映るが最後まで使われることがなかった。多分同点になった際のPK要員だったと思われる。
FrankfurtはMarozsanが上がってようやく前1-1の形をつくるが時すでに遅し。
そしてロスタイム、投入されたBayernのRudicが、あがりまくっていたFrankfurtのDFの裏に出てトドメのゴール
FranfkurtはPotsdam戦に続いて監督のオナニー的自爆でまたしても連敗を被った
HPのニュースはこれを書いている時点では未だに更新されていない。
Potsdam戦の前まではFrankfurtは3冠の望みがあった。しかしあっという間に2冠を失い、今や一番困難なチャンピオンズリーグ優勝に賭けるほかはなくなった。頼むから監督次は大人しく普通のフォーメーションにしてほしいものだ。
その後行われた男子DFB‐Pokalでは男子のBayernがDortmundに完敗し、こちらもチャンピオンズリーグに賭けるしかなくなった。下手をすれば女子のDFB‐Pokal優勝だけということも考えられる
ニュース朝日の放送は肝心な時間が出なかったのでZDFと並行で聴いていた。実況、解説ともに、ブンデスリーガの状況を把握していないのが難点で、Bayernの強さにまごついていたが、ウィンターブレイクでBayernはアメリカの選手を補強して、前半期より相当強くなっているのである。前期と比べるのは無意味だ。
七未さんは相変わらずの感情的解説、特に日本との感情的比較がうっとうしかったアナウンサーがフジのようになでしこ寄りでないことだけが救いだったが。
今回「オリンピック不出場にもかかわらず」(七未)、15678人の観客が集まったわけだが、先日のBayernーDuisburg戦は350人しか集まっていない。Frankfurtで最大5000人ぐらい。普段の集客はオリンピックに出場する日本のほうが多いのである。
まあそれでもなでしこのしゃべくりよりはましであったが。
ドイツの放送は途中で解説は入れないで、ハーフタイムにまとめてやってくれる。それのほうがゲームに集中できてずっといい。
さて今日は鮫ちゃんのフランス杯決勝。見ることができますように(。-人-。)
今日のエンディングはバイエルンミュンヘン応援歌『Stern des Südens』
今週の放送
Coupe de France feminine決勝 リヨンーモンペリエ
5月13日 現地16:45 日本23:45Live
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