ドイツでの女子ワールドカップでの成績(4位)を受けて、フランスでの女子サッカーの評価はうなぎのぼりだ。
2011年12月22日付「SOYONS SPORT」によれば、フランス女子サッカーの業績は、その年の世界でのフランスのスポーツ実績の第2位(男女あわせて)にランクされている。
女子ワールドカップの最初から、その年のチャンピオンズリーグでフランスの「オリンピック・リヨン」が優勝したことを受け、チームの主力であるNecibさんは女ジダン、フランスのライジングサンと高い評価を受けていた。
しかし、フランスはドイツと同じグループに入り、ドイツに2-4で敗北し、グループAを2位で通過して、グループB一位のイングランドと対戦。イングランドを1-1のPK戦で破った。
グループ1位通過のドイツとイングランドが両方とも敗れたわけで、大波乱だったといえるだろう。このときのFIFAのニュースにも「日本とフランスは歴史を作った」と書かれている。
結局、フランスは準〃決勝でアメリカに激戦の上で破れ、さらに3位決定戦でスウェーデンにも敗れたが、ドイツに代わってロンドンオリンピックの切符を手にした。
フランス代表のキャプテンのSandrine Soubeyrandさんは、こう語っている
「イングランド戦終了のホイッスルのあと、本当に嬉しかった、フットボールをプレイして、生まれて初めてくらいの喜びだったわ。
そしてその夜、ドイツが日本に負けるという起こり得ないことが起き、私たちがオリンピックに出れることになった。本当に夢みたいな出来事だったわ」
しかし、と彼女はいう
「でも、いいことはそこで終わり。アメリカは私たちより強かった。」
スウェーデンとの3位決定戦については、Bruno Bini監督の言うことには「アメリカに敗れて勢いを失った」とのことだ。
そして、ロンドンオリンピックについてSandrine Soubeyrandさんは語る。
「私たちは世界4位だということをここで証明しなきゃならない。だからベスト4には絶対に残って、そしてその上までも目指すつもり」
フランスチームの愛称は音でいくと男子と同じ「レ・ブリュ」という発音になる。
男子はワールドカップで優勝は1回しかない。オリンピックで女子の「レ・ブリュ」は男子に追いつくだろうか。
今日のエンディングは フランス史上最も強い女を描いた『リュック・ベッソン監督 ジャンヌ・ダルク』主演ミラ・ジョボビッチの体当たり演技
強い信念で国難を救った救国の乙女は日本のなでしこに似ている
さてフランス女子はジャンヌ・ダルクになれるだろうか?
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