強い女はお好きですか?といわれればどうだろう。
週刊文春で今年8月ぐらいに全国で2000人の女性にアンケート調査を行なったらしい。さらに念のいったことに「好きな強い女」と「嫌いな強い女」も調査。でその結果はここ
なんと「好きな強い女」のトップは澤 穂希選手
今さら言うまでもないおかたですが。しかしまさか旬の人とはいえトップとは驚きだった。
「苦しくなったら私の背中を見なさい」
多分日本の名言集に残る言葉だろうが、今後輩のなでしこ達は澤選手の背中を見ながら追いかけているというのが本当のところかもしれない。
さて言うまでもなくブンデスリーガにもそのなでしこが3人居る。今日はその2番勝負
1.FCC Tubine PotsdamVs FCR 2001 Duisbrug
永里優季選手Vs安藤 梢選手の試合だ。
前にも書いたがドイツの良いところは地元のメディアがちゃんと取材してくれるところだ。『RPONLINE』がDuisbrugについて記事を載せている。
記事ではMarco Ketlaer監督の言葉として
「この試合では戦略と戦術が不可欠だ。我々は、アクティブでアトラクティブなゲームデザインをもってのぞむつもりでいる」
とのこと。
安藤選手についても書かれているが、練習に専念しているということで、試合に出るかどうかはこの時点では定かではない、最近は故障のため途中出場となっており、今回もそうなるかもしれない。
そして懸念材料として2点あげている
第1に今週のドイツ代表2戦に出場している選手だ。チームからは、Simone Laudeh、Alexandra Popp、Annike Krahn 、Luisa Wensing の4人が出場している。うちSimone Laudeh、Alexandra Poppの2人はフル出場である。一方PotsdamについてはBabett Pater一人である。Potsdamの誇るAnonma Nagasato Mittagの攻撃力はほぼ無傷で残っているのだ。
第2に対戦環境だ。Duisbrugは半年前にPotsdamに勝っているが最後の時間で、こういう対戦はイーブンになりやすい、そのためには引き離されずに、先取点を奪うことだと指摘している。
一方DFBのインタビューではチームのDF、Annike Krahn さんが、「Potsdamはホームであり自信に満ちあふれている」と答えている。
この記事でもDuisbrugが負ければ、Potsdamから8ポイントも引き離されると指摘している。会場は5000人以上で満員らしい。ぜひ後期のBindes女子を面白くするためにもDuisbrugには奮起してほしいところだ。
一方熊谷選手の1.FFC Frankfurtも崖っぷち。前節でホームにPotsdamに負けて3位に後退して4位のVfl Wolfsbrugの挑戦を受けるが、このブログでも書いたようにDFB-Pokalでは大苦戦。「激闘DFB-Pokal」
しかもBajramajさんをはじめドイツ代表の主力を占めて2戦連続出場。
せっかく大入り満員状況が続いたスタンドもここで負けるか無様な試合をすれば一気に期待度はしぼんでしまいかねない状況だ。
熊谷選手も前節のPotsdam戦では地元紙から致命的なミスと指摘を受けており、挽回しなければ厳しい状況に追いやられる。
FrankfurtのKahlert監督はかなりの長文を公式サイトに載せて、敗北した2試合のことを振り返り、Wolfsbrugが強敵であり、かつチームメンバーがドイツ代表に貢献したことに触れたあと
「チームは誠実なファンやコーチ、トレーナーだけでなく、自分自身への義務を持っている。我々はポツダム戦敗北のあと、どれほど怒りが大きかったかを知っており、今一致してWolfsbrugに当たるつもりだ」と述べている
さて、もうすぐ強い女の一戦 der Anpfiff (キックオフ)
今日のエンディングは上記「好きな強い女」第2位になった天海 祐希さんのドラマ『Boss』の主題歌 SuperflyのAlright
立ち止まる暇なんてない
そうさ na nananananana-
今週の予定
女子Bundesliga第10節 11月27日(日)
1.FFC Frankfurt-Vfl Wolfsbrug 現地11:00 日本19:00~
Tubine Potsdam-FCR2001 Duisbrug 現地14:00 日本22:00~DFBLive
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