はいこのあと何が入るでしょうか?
サカヲタならもちろんわかってるね、シュナイダーくん、ん違った(言うまでもないけどカール・ハインツと続くとルメニンゲ この名前は作者のドイツサッカーへのリスペクトだよね)。
あの不朽の名作サッカー漫画(違うって)「キャプテン翼」のドイツ代表です。あの時代にドイツリスペクトは心地よかった。
とにかく「ファイヤーショット」だもんね。
日向小次郎くんよりゃコース狙うけどあくまで剛球
ま、それがドイツ。
ちなみに拙者、これまで1回だけウィイレなるサカゲーに手を出したことがあり、もちろんやるのはドイツ代表だが・・・
いや攻撃テクの設定低いのなんのって話にならん
仕方ないから(育成面倒だし)自分で能力設定(フィジカル)あげまくり、するとバリバリ決まってもう無敵サイドからのクロス→ヘッドで何でもいけました
まあサカゲーはやりたくないんだが、女子サッカーゲームを出してくれたら絶対買います
そんな話してたら娘が「じゃあサカつくのほうがいいんじゃねお父さん佐々木監督になれるよ」と
をおなんて親孝行なと思ってしまった父でした
で、本題は日本時間で本日午前3時から行われた女子チャンピオンズリーグGlasgow CityーPotsdam戦Match Reportなんだが、書くことが何もない。
7点すべてディフェンスミス
Glasgow City、何せ動作もパススピードも遅いからFWから簡単に狙える。ヘッドも簡単に割りこませてくれて、しかも身体寄せないから同じ立場で簡単に狙えます、遅いクロスで十分。
というゲーム展開でした、おわり
しかしPotsdam、ある意味凄まじい「ドイツサッカー」。
FW MF DFの役割分担はあくまで変わらず、基本奪ったらすぐFWに速いハイボールパス。これが決まれば、残るFWの相手はDF3枚くらいだから能力勝負にもちこめる。弱い相手ならイチコロですね、大量得点大量生産
ドリブルであがっても、おなじみドイツのサイドからのハイクロスいやー徹底してます、お見事、それを行う凄まじいフィジカル
それを象徴するのが今期Potsdamのギニアの黒い女王Anonma。
アフリカ系の個人能力の高さは男子サッカーは言うに及ばず、いろんな競技で実証済みだけど、まあ女子ならテニスとか。
何せウィリアム姉妹が出てくれば「チャンネル換えようか」ってくらいあらゆる意味で次元が違う。
だってAnonmaハットトリック何回やったの
DFが張り付くと思った瞬間反転して抜け出してシュート・・・だもんね
サイドに流れて、今度は付ける、と思ったら、厳しい低空クロス、で永里選手、Mittagの残り2人のFWが得点、てなわけですよ(断っておきますが昨日はそこまでする必要なっしんぐだってAnonmaも永里選手も出てないし)
まあしかしGlasgow City、49分、真ん中からドリブルで持ち込むと、うまく役割分担の間をすり抜けたのか簡単にど真ん中からGK前に行かせてくれて、Potsdam左半分がら空き
そこはシュート吹かせてしまったけど、普通なら左からもう一人入ってGKの目の前でパス→ゴール当たり前の場面でした。
さらに51分、今度は右サイドへのドリブルで簡単に深くサイド割られちゃう。DF囲むだけでMFほったらかしだし、2人居ればこれまたゴールのシーンでしたね。
というわけで個人単独突破ができるチームだと苦しくなるというのがこれまで唯一苦戦したBad Neunahr戦でした(1-0で勝利)
ダイレクト、フィジカルサッカー、面白くもくそもない、勝つだけーそれがこれまでドイツサッカーについたイメージほっとけ、それでもブンデスは1対1では最高に観ごたえのあるfussballだったんよ
それだけなら許せるが、人間機械化、冷酷な悪役(一見)が出てくれば決まっていわゆるドイツのアイコンがつく(ガンダム、北斗の拳etc)さらに、このごろは人間改造とか、マインドコントロールとか(MONSTER)、いや、だからなぜドイツなんだってえーかげんすべてをヒトラー様のせいにしてんじゃねーぞコラ
日本漫画界のためにこれまで最高に素敵なドイツ野郎を描いた漫画をご紹介すると、青池保子作「エロイカより愛をこめて」(「花と夢」だっけ?)に登場する、“鉄のクラウス”こと、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐("Klaus des Eisens" Major, Klaus Heinz von dem Eberbach) 、長いってまだ見てないドイツ好き女性のかたがいましたら必見ですよ(つっかなんでそんなマニアックな女性漫画知ってんのよ俺)
冷戦中の西ドイツNATO情報部に属し、東側も西側も信用されず信用せず、鉄(くろがね)を愛し、レオパルド戦車を乗り廻し、ベンツ以外の車に乗らず、フライドポテトが好きで、冷徹に見えて人情深く、困った人はほおっておけない、お人よし、というドイツのアイコンを見事に使ってすばらしい男をつくってくれました。
(Wikipediaによればこのマンガの影響で、1970~80年代に大学でドイツ語履修が急増、ドイツ、エーバルバッハ市への観光客が急増し、作者は同市より、名誉賞と市章であるイノシシの彫像を授与され、市の日本人向け観光パンフには少佐が表紙を飾っているとか・・・誰かアップして・・・)。
昨日、サクラ大戦を出したので、最後にせっかくだから(ていうか出したいから)登場したすばらしいドイツアイコンをご紹介しましょう。
サクラ大戦2から登場したレニ・ミルヒシュトラーゼ(Reni Milchstraße) 君
無表情で透き通るような少年しかし時折笑う姿がすごくかわいい。恥らう姿も日本人好みで、未だにサクラキャラのベスト上位に顔を出す鉄板キャラ、最終4では和服着てくれて。美しきドイツ少年の見事なアイコンでした
ーなぜドイツサッカーは人気がなかったのだろう?そのくせワールドカップになれば、その気骨、団結力、闘志、「ゲルマン魂」というものに触れたニワカが急増し、そして時折見せる飾りのない素顔や、たくまいフィジカルに魅了されるのだ(うちの娘のように)。
サッカーは機械にはできない。正確さにもサッカーは必ず偶然を入れこんでおり、その偶然を乗りこなすことが美しさにつながるのだ。
流星のような、そして銀の銃弾のような、突き抜ける弾道、それがシュナイダーとPotsdamの美しさだ。
つか、サクラ大戦・・・なんで5がNYなんだよ、ベルリンにも凱旋門あんの知ってんだろ?せめて星組ならレニ&織姫はゲストだろうが!モーニングの「王様の仕立て屋」なんでドイツにこないんだ、ドイツ、シカトしてんじゃねーよ。
女子チャンピオンズリーグRound16 2leg昨日の試合結果
Malmö - Neulengbach 1-0 Total 4-1
Göteborg - Fortuna 3-2 Total 4-2
Glasgow City - Potsdam Total 0-17
女子チャンピオンズリーグRound16結果
Arsenal Ladies FC (イングランド)
BrøndbyIF(デンマーク)
Olympique Lyonnais (フランス)
Göteborg FC(スェーデン)
1.FFC Frankfurt(ドイツ)
FC Malmö(スェーデン)
FC Rossiyanka(ロシア)
1.FFC Torbine Potsdam(ドイツ)
が勝ち残り
準々決勝の組み合わせは11月17日決定
準々決勝は来年3月14、15日 21、22日に実施
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