こんばんは、唯和です。
私は、2年前に、大学へ行くことを辞めることを決心しました。
決心と言っても
その当時は色んな悶着がありすぎて、
高2で通信に転校してから
大学受験のこともあまりよく考えていなかったのも確かだし
転校する前に国立の大学を受けようと思って見に行ったら、
想像とは全く違った世界で萎えてしまった
ということ、
そして
自分で勉強していきたいというのを理由にしていましたが。
もう1つ見つけました。大きな理由。
それも、全体の8割くらいを占めるもの。
今までこの理由で大学受験をしなかったということが
ダサくて、恥ずかしくて、惨めだと思ってて
無意識にでも自分で認めること・人に言うことを拒んでいました。
それは
大学受験で人と比べられるのにビビったから。
大学受験って、
物凄くわかりやすく数字が出るじゃないですか。
センター試験とかなら尚更だし、国立とか私立とか、
どこの大学を受けたらどれだけ頭がいいのかとか、
そういうところで比べられると思っていて
その比較の土俵に行くことが怖かった。
「国立に受からないと自分には価値がない」
という思い込みを持っていたのもあって。
国立に受かるほどの自信がない→受験勉強やめて違うことをする
みたいなことを考えていました。
でも、その思い込みって
自分も含めた全員に
「国立大学未満の人間は価値がない」
と言っているのも同然のことだし
何より
「周りが自分のことを学歴だけで判断する」
と自分で勝手に思い込んでいることに気が付いて。
勝手に周りを冷たい人・厳しい人扱いして
どれだけ私は周りの人に失礼なことをしているんだろう。
と思いまして。笑
ずっとずっと周りの世界が、物凄く冷たく見えていたんです。
大学に行かなければ価値がない
就職しなければ価値がない
国立大学に受からなければ価値がない
そういった狭い世界で自分を閉ざして
周りを勝手に厳しい目にさせて
ジャッジメントをして、自分にも厳しくして
大学受験で人と比べられて、
こいつは頭が悪いとかジャッジメントされることが怖くて
私は大学受験すること自体を辞めました。
そういう世界しか知らなかったから。
大学の偏差値で人は判断されると本気で思っていたし
偏差値が悪ければ
自分は人から価値を見出されないとも思っていた。
だから、その土俵に上がることが怖くて、大学も辞めた。
物凄く狭い世界で生きてたんですね。
どっかで自分に自信が無くて、大学受験なんて大きなものを
自分が成し遂げられるわけがないと
どこかで思っていた自分がいたから。
ただ、こんな理由を周りに話すなんて、どうにもできなくて
自分は「大学に費用対効果を感じなかった」みたいなことを
主に理由として挙げてました
(実際にそういう面も感じてるよ。)
ただ、そのビビったことを自分で認められた時
すっっっっっっっごい楽になった。
それは、どんな自分でもいいんだなって
本当に思える時間が少し増えたから
この理由が、顔を出してきた。
自分にとってこんな惨めでダサい理由は
奥底に隠しておきたかったものだったから。
私が大学に行かなかった理由は、ただそれだけです。笑
とんだ勘違いだったよ。
大卒だろうと高卒だろうと中卒だろうと
全ての人は生きてていいし、
価値があるかどうかなんて考えるほどのことでもないし
自分の身の回りの人で
そんなことでジャッジメントする人からは離れればいい。
(今の時代で会社や社会において学歴が
選考の条件の一つに入る可能性があることは自然だと思っているけどね。)
実際に、国立大学じゃなくても
普通に大学に行ってる人で
尊敬する人なんていっぱいいるし
どこの大学か、じゃなくて
どんな人か、の方が
よっぽど大切なんだ。
ビビって大学受験に挑戦しなかったことは失敗だと思うけど
大学に行かなくても周りは自分のことをジャッジしないんだ
って思えたことは
自分の中で一つ良い経験になったと思う。
自分の思い込みって、本当に強いんだなあと感じた日でした。
おわり。