セミナーまとめ | ネットに呟く私の本音

セミナーまとめ

chinaのセミナに行ってきたが、そこでのまとめを記そう

同国でのビジネスの基本
声を大きく、何事を行うスピードも速く、パワーを強く

コミュニケーションに関して、
反論、質問する→ふんふん聞くだけではダメ
理由を聞く→とりあえず、相手がおさまるまで聞いてあげる
責任をとる→隙は作らない

営業に関して、
一言でメリットを伝える、空気を読まなくてもいい、積極的におす。
印象的だったのが、日本の電気屋の販売員はとにかく、商品のよさを伝える気持ちがあるのかと皆観光客が口を揃えていっているということだ。

他にもいろいろ言っていたが、要するに、

遠慮しない→積極的にごり押しする、相手に負けない

これが鉄則のようだ

あと、プレゼンに関して、
プレゼン=説明する→理解させる ではない
プレゼン=本気にさせて動かす、価値観を変えるという点だ

要は、説明がうまくても相手が動かなくては意味がないということだ。
言い変えれば、相手を動かすために説明するのだ。

そのための第五ステップ

1、アプローチ、心を開く

こちらから心を開くことが前提だが、心の開き方としては、自分の紹介をして、自分の特徴的なネタを何か言うのが簡単だと思う。

2、問題意識→今のままじゃダメだと思わせる

ただし、これがあなたの問題なんです、これが貴社の問題なんですなんて言ってしまっては、相手は心を閉じてしまう。

ちなみに、相手に心を開かせるには、ほめる、関心を持つということ、
その逆、相手の心を閉じる行為は、けなす、無視するということ。

なので、けなしてはいけない。一番いいのは、相手から問題点を言わせる=引き出す、もしくは、思わせるということだ。
なので、事例をあげたり、ケーススタディを言ったり、一般例を言ったりするのが無難。

3、情報を開示、利益や可能性を示す

ここで、商品の説明や具体的なメリットを言う。これが一般的なプレゼンの部分。

4、クロージング

これは、犬の尻尾と蛇の尻尾というクロージングがあるらしいが、要はクロージングとはっきり分からせるものか、分からないままクロージングしてしまうということ。
理想を言えば、初めからクロージングは始まっており、知らない間に終わってしまうというのがいいらしい。
そのクロージングをいつから仕掛けるかというイメージをしっかり持つのが大切


5、反論→質問してもらう

質問や反論されたときに、理屈で返すと嫌われる。
理屈というよりは、相手の言葉の出所はどこなのか、本音の部分はどこなのかを探り、そこに対して回答する。



他、ためになったこと

・見られているという感覚をなくすために、相手は全員幼稚園児だと言い聞かせて話すと発表っぽくできる、相手が素人、相手が無知な相手だと思うと発表しやすくなり、相手が自分より上だと思うとあがってしまう。

・順番に発表する機会だと、内容の9割は忘れてしまうもの。そこで、1割でも何かポイントをしぼって覚えてもらう必要がある。

・10%くらいなら反感を買ってもらってもいい。正統派すぎると印象に残らないので、どこかとがった部分を見せたり、ツボとなる部分を言うことで印象に残りやすい。

・反論される場合はたいてい買ってもらえる。反論されるほど関心を持ってもらっているということ。

以上


これを聞いて考えたのが、今あの社長に対してなぜ好感が持てない、びびっているのかというヒントになった。
まず、マイナスのイメージから入っていて、使えないイメージが大分植えつけられているという点。
会社の関係であれば、そこから見返そうという気になるが、同等の関係でいけば、逆に敵対視してしまうのだ。
相手に対して心を開かせるということは、自分から開いているということもあるが、相手を褒める、相手にモチベーションを持たせるということなのだ。もし使えない部下がいたときに、一言で「おまえはほんま使えないなー」という言葉は、もちろん激励の意味もあるが、結局はモチベーションを低下させる言葉であって、プラスにはならない。

なので、「ここんところは持ち味なのに、これが活かせていないといのがもったいないなー」というふうに言う方がベターなのだなぁと思った。

結局は、相手に好いているということが出ていないと相手も心を開いてくれない。相手にクレームを言うことは相手に対して自分を好かないでくださいと言っているようなもの。