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#039 - 起業予定の学生です。会社を潰した時に学んだことを教えてください。

友達に「社員とその家族の人生背負えるのか?」と言われ、…

初めまして、大学4年の男です。めがねと言います。

私は将来起業したいという思いがありまして、(分野も決まっています)経営に関する本を読み漁っているのですが、友達に「俺、将来会社立ち あげるよ」といったら、「お前、人を使うということがどういうことかわかってんのか?。社員とその家族の人生背負えるのか?」と言われ、頭ではわかってい るつもりでも、会社がつぶれてしまった時を想像しました。

がなりさんが会社潰した時に学ばれた事をよろしければ教えてください。


無責任な発言をさせてください。最悪な事態を想像してビビっていたら、何もできません。車でエンジンをかけた瞬間に「これで人をひき殺したらどうしよう」と考えたら、車に乗れなくなってしまいます。

結果として、会社が潰れてしまって、人に迷惑をかけることも当然あり得ます。でも、成功したときにどれだけ多くの人に幸せを与えられるかというものと引き換えに考えれば、そのリスクは当然引き受けなければなりません。

最初から「潰そう」と思って、会社を作るならば問題はあります。でも会社を作るということは挑戦するということです。「挑戦」には失敗する 可能性もあります。100パーセント失敗のない挑戦などありません。でも、それを恐れていたら何もできないので、「めがね」さん、そんなことは考えずに始 めたほうがいいと思います。

潰れるかもしれないというリスクに気がつかなかったフリをして起業するといいですよ。それに、最初に作った会社を潰しても死にはしません。大きな会社を潰したならば「死」という問題も生まれますが、それはそのときにまた考えればいいことです。

荷物を持つ前から落とすことを考える人は、起業家にはなれません。だから、「めがね」さんにアドバイスをくれた友だちは、一生、サラリーマンでしょう。

「会社は潰れるもの」という前提です。だから、「どうしたら潰れないか」と毎日努力しているんです。「運が悪くて潰れた」という発想は僕にはありません。

それでも心配ですか? ならば、子どもも作れませんよ。なぜなら、子どもも必ずいつかは死ぬんです。いつかは必ずとわかっているのに、なぜ人は子どもを作るのでしょう。それは、その過程が大切だからではないかと僕は思うんです。


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