NLP(神経言語プログラミング)との出会いと実践2 | 立命館大学ビジネススクール教授 高橋慶治のブログ

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立命館大学ビジネススクール教授、合同会社人間開発研究所代表社員、元臨床心理士、元JOC強化スタッフ(メンタルトレーニング、コーチング)の高橋慶治が、マインドフルネス、メンタルタフネス、ストレスマネジメント、コミュニケーション&人間関係など色々書いています。

27歳の時に、柴田クリニックの臨床心理士から株式会社脳力開発研究所の研究員に転職しました。

 

そして、翌年に株式会社ヒューマックスを設立し、瞑想とイメージコントロールをベースとした潜在脳力開発法「シルバ・メソッド」の講師と企業やスポーツ選手のメンタル面のトレーニングを始めました。

 

スポーツ選手のメンタルトレーニングの瞑想誘導にNLPのテクニックを使っていたくらいでしたが、東芝女子バレー部のリーグ優勝や浅利純子選手のマラソン世界陸上優勝など次々と成果が出て、スポーツ選手のメンタルトレーニングの仕事が増えてきました。

 

そして、1996年に日本で初めてNLPのプラクティショナー認定コースが開催されるの知り、さっそく参加したのです。

 

新しく完全な形のNLPを学び、それを指導していたスポーツ選手に実践してみると、驚くほどの効果が得られました!

 

その勢いでアメリカで開かれたリチャード・バンドラーのNLPトレーナー養成コースまで一気に学びに行ってしまいました。

 

NLPの効果は短時間で驚くほどの成果が得られました。そのいくつかの例をあげると、3回もプロテストを落ちていたプロゴルフの研修生に15分位のをワークを一回行っただけでプロテスト合格!選手からは、その一回のワークで変われたと感謝。

 

サッカーワールドカップ予選に出場する代表選手に、その試合の数日前に、これも15分のワークでイメージした通りにゴールを決めたり、歯医者恐怖症の男性を10分一回のワークで歯医者の治療を受けることができるようになったなどNLPの驚異的効果を示す経験が多くありました。

 

そんな経験もあって日本で初めてNLPの概論書を書こうと思い、1997年に「NLP 超心理コミュニケーション 神経言語プログラミング」を出版しました。

 

 

 

 

その後にメジャーで活躍する黒田博樹選手にNLPのテクニックを駆使し、驚くほどの効果で彼の13連勝のキッカケに貢献できたと思います。

 

さらにプレゼンテーションでも、「現在の状態から望ましい状態へ」、「起きている事から起こしたい事へ」、VAKやミルトンモデルなどを応用することでプレゼン力は効果的に高まった思う。

 

そして、J,グリンダー博士のニューコードNLPのコーチ養成コースを受講し、これも非常に実践的で役に立った。例えば「自分が苦手なクライエント・ベスト3」などを想定してのロールプレーなど。

 

NLPと出会わなかったら私の今のキャリアはなかったかも知れない。

 

さて、1982年の「瞑想誘導」との出会いから現在まで37年経つわけだが、NLPは私のキャリアの中で秀逸なコアスキルになっている。